東京ドーム24個分の敷地を誇るリゾート施設VISONが三重県多気町に誕生|VISON
LOUNGE / TRAVEL
2021年3月15日

東京ドーム24個分の敷地を誇るリゾート施設VISONが三重県多気町に誕生|VISON

VISON|ヴィソン

日本が誇る食文化を集結。多彩な食を堪能できる、これまでにないリゾートVISONが4月末に第一期開業

日本最大級の商業リゾート施設「VISON(ヴィソン)」が三重県多気町に誕生。産直市場、スイーツエリアなどの第一期のオープンを2021年4月29日(祝)に迎える。

Text by YANAKA Tomomi|Edit by TSUCHIDA Takashi

三重ならではの産直市場や辻口博啓氏が手掛けるスイーツショップが第1弾オープン

「三重故郷創生プロジェクト」として、産学官が連携し、三重県多気町に誕生する「VISON」。全国初の「スマートインターチェンジ直結の民間施設」としても認可され、約119ヘクタール、東京ドーム24個分の広大な敷地に、四季を感じるホテルや日本最大級の産直市場、薬草で有名な多気町にちなんだ薬草湯など約50店舗が出店する大型複合商業施設だ。
第一期となる4月29日(祝)の開業には、ミシュランガイドパリ1つ星シェフの手島竜司氏が監修する産直市場と、パティシエの辻口博啓氏(辻は1点しんにょう)が監修するスイーツエリア、そして猿田彦珈琲カフェがオープン。
産直市場「マルシェ・ヴィソン」では、地域の生産者が気軽に出店できる軽トラマルシェのほか、地元松阪牛の生産者によるブティックのような精肉店、伊勢志摩からの旬の魚介、海女の町鳥羽市相差の海女さんによる海女小屋も登場。
辻口博啓氏によるパティスリー、ベーカリーショップには、完熟そのままを最良の状態で届けるためのカカオ園と苺ハウスも併設された。
VISONは、2021年6月の第二期、同年7月の第三期と、順次オープン。第二期では三重大学とロート製薬が三重県発祥の「本草学」を現代の技術で研究、季節の薬草を活用した「スパ・ヴィソン」、子どもも大人も楽しく遊びながらウッドクラフトや森のアクティビティを体験する「kiond(キオンド)」が誕生する。
第三期には、自然の雄大な眺めを楽しめるメインホテルから、カジュアルな滞在ができる旅籠、露天風呂付でラグジュアリーな滞在ができるヴィラで構成される宿泊施設が開業。
ホテルの最上階には多気町と「美食を通じた友好の証」を締結した、“世界一の美食の街”スペイン・サンセバスチャン市との友好レストランもオープン。友好の証を記念して名づけられた「サンセバスチャン通り」沿いには、同市でも人気を誇るバル3店舗やミナ ペルホネンなどの人気のライフスタイルショップが出店する。
さらに、和のエリア「和ヴィソン」では、和食を支える米や味噌、醤油、みりん、出汁などのメーカーが集い「学んで体験できる蔵」を展開するほか、道具のエリア「アトリエ・ヴィソン」が並び、造形作家で陶芸家の内田鋼一氏のプロデュースにより「作り・伝える」「学べる・買える」場として、伝統産業の活性化に取り組むという。
日本が誇る食や文化が集結し、多彩な食を堪能できる、これまでにないリゾート「VISON」。多様性と専門性が楽しめる地方再生プロジェクトに注目したい。
問い合わせ先

VISON
https://vison.jp/

                      
Photo Gallery