食事とアートを融合。ジャヌ東京が提案する五感に訴えるホテルステイ

JANU TOKYO｜ジャヌ東京　

「ジャヌ東京」が、アメリカ・ニューヨークを拠点に活動する現代美術家、松山智一氏との特別コラボレーション「FOOD x ART at Janu Tokyo」を開催。麻布台ヒルズギャラリーにて行われる東京初の個展「松山智一展 FIRST LAST」に合わせて実施される。この期間、ジャヌ東京の5階にあるジャヌラウンジ & ガーデンテラスで提供される「アフタヌーンティー with Art by Tomokazu Matsuyama」では、松山氏の作品に触発されたカラフルなスイーツが並び、同氏のアートと共に春の美味を楽しめる。

Texy by WASEDA Kosaku

作品の世界観を落とし込んだアフタヌーンティーで春を過ごす

旅で心や身体と思考を回復させる、という新しい旅の時代を見据えて誕生したジャヌ。人と人との真のつながりや遊び心の表現、ソーシャルウェルネスにフォーカスした、ラグジュアリーホスピタリティの再定義を進めている。

「FOOD x ART at Janu Tokyo」コラボレーションは、松山智一氏が麻布台ヒルズギャラリーで開催する東京初の個展「松山智一展 FIRST LAST」に合わせて実施。あらゆる要素を縦断して感性を刺激する、ジャヌらしいソーシャライズドなイベントだ。

松山智一《Passage Immortalitas》2024
H267 x W470 cm Acrylic and mixed media on canvas

ホテル内6つのレストランでは、個展を鑑賞した来館者に対して、展覧会チケットの半券を提示することでウェルカムドリンクがプレゼントされるほか、ホテル館内3カ所にも松山氏のアートが展示される。グリル料理を提供する「ジャヌグリル」や、イタリアンダイニング「ジャヌメルカート」、モダンチャイニーズ「虎景軒（フージン）」など、ユニークなコンセプトを持つダイニングで、個展の余韻に浸りながら料理を堪能できる。

「アフタヌーンティー with Art by Tomokazu Matsuyama」は、松山氏の新シリーズ『First Last』からインスピレーションを得たカラフルなスイーツを特徴とする。ジャヌ東京のペストリーシェフ、野口ゆきえ氏が手がけたスイーツには、ニューヨークチーズケーキやレモンタルト、いちご杏仁豆腐など、色鮮やかで美味しい一品が取り揃う。

そしてセイボリーには、松山氏の故郷である岐阜県産の飛騨牛ローストビーフオープンサンドや、サーモンムースとベジタブルのミルフィーユ、彩野菜のブイヤベースジュレキャビアなど、視覚と味覚でアートを堪能できる内容が揃う。

各段には松山氏の作品のキーイメージが配され、一段目と三段目には『Passage Immortalitas』から、二段目には抽象画『Keep Fishin’ For Twilight』をイメージしたアートが施される。これらのスイーツと共に、松山氏の色彩の世界を楽しめる。

また「アマンエッセンシャルズブティック」では、松山氏の新作版画『Nice Quiet Hot Tears』が販売される。こちらは、限定30枚の版画で、鮮やかな色彩が印象的な作品だ。期間中にジャヌ東京に宿泊したゲストには、麻布台ヒルズギャラリーで開催される「松山智一展 FIRST LAST」の鑑賞ご招待券がプレゼントされ、客室には松山作品集も用意される。

Nice Quiet Hot Tears

総支配人の田中紀子氏は、このコラボレーションについて「ジャヌ東京は、アートやカルチャー、ダイニングを通じて、インスピレーション溢れる時間を提供することを目指しています。松山智一さんとともに、これを実現できることを光栄に思います」と述べている。

松山智一氏は、「ジャヌ東京での展示とコラボレーションは、私にとって特別な経験です。麻布台ヒルズギャラリーでの個展とともに、アートの一体感を楽しんでいただけると思います」とコメントしている。

現代アートと美食が融合した「FOOD x ART at Janu Tokyo」は、アート、カルチャー、自然をテーマにした麻布台ヒルズの一員であるジャヌ東京で、松山智一氏の世界観とともに、東京の今を感じることができる貴重な機会だ。

アフタヌーンティー with Art by Tomokazu Matsuyama
期間｜2025年3月15日 (土) － 5月11日 (日)
料金｜1万100円（税・サービス料込）
会場｜ジャヌ東京 5F 「ジャヌラウンジ & ガーデンテラス」
営業時間｜12pm – 12am (LO. フード 11pm、ドリンク11.30pm)
アフタヌーンティー 12pm - 5pm (12pm-、12.15pm- 、3pm-、3.15pm- の2時間制) ※要予約
イブニングハイティー 6pm – 8.30pm (1.5時間制 / フリーフロー1時間、ラストオーダー30分前)
WEB予約｜https://www.tablecheck.com/ja/janu-tokyo-lounge-bar/reserve/message

松山智一展 FIRST LAST
期間｜2025年3月8日 (土) - 5月11日 (日)
場所｜麻布台ヒルズギャラリー
展覧会ウェブサイト｜https://www.tomokazu-matsuyama-firstlast.jp

Photo: FUMIHIKO SUGINO

松山智一
現代美術家。1976 年岐阜県生まれ、ブルックリン在住。絵画を中心に、彫刻やインスタレーションを発表。アジアとヨーロッパ、古代と現代、具象と抽象といった両極の要素を有機的に結びつけて再構築し、異文化間での自身の経験や情報化の中で移ろう現代社会の姿を反映した作品を制作する。バワリーミューラルでの壁画制作 (ニューヨーク／米国、2019 年) や、《花尾》 (新宿東口駅前広場、東京、2020 年)、《Wheels of Fortune》「神宮の社芸術祝祭」(明治神宮、東京、2020 年) など、大規模なパブリックアートプロジェクトも手がけている。近年の主な展覧会に、「Mythologiques」(ヴェネツィア／2024 年)、「松山智一展：雪月花のとき」(弘前れんが倉庫美術館／2023 年)「MATSUYAMA Tomokazu: Fictional Landscape」(上海宝龍美術館／2023 年) がある。2025 年2 月までパリのルイ・ヴィトン財団でも作品を発表している。

問い合わせ先

ジャヌ東京
Tel.03-6731-2333（代表）
https://www.janu.com/ja/

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