スーザン・サランドンやジュリー・クリスティら往年の名優がずらり

1960年代以降のハリウッドを代表する二枚目スターとして、世界中を魅了してきたロバート・レッドフォード。さらに監督、そしてプロデューサーとしても、アカデミー賞で監督賞を受賞した『普通の人々』や、『リバー・ランズ・スルー・イット』といった名作を世に送り出してきた。そんな彼が、『大いなる陰謀』以来5年ぶりに製作したのは、FBIの最重要指名手配リストに載りながらも、身元を偽って30年間も逮捕を免れてきた男の逃亡劇だった。

ベトナム戦争反戦を訴え、連続爆破事件を起こす、ロバート・レッドフォード扮する人権派弁護士の元仲間。彼らをスーザン・サランドンやジュリー・クリスティをはじめとするオスカー俳優たちが、重厚感たっぷりに演じている。また彼らに迫る記者役には『トランスフォーマー』などで人気のシャイア・ラブーフが熱演した。

人権派弁護士ジム・グラントとは？

人権問題を扱う弁護士であり、11歳の娘を愛してやまないシングルファーザーのジム・グラントは、誰の目にもアメリカの模範的な市民と映る実直な人物だった。そんなグラントの穏やかな日常が、ある日突然、若き新聞記者のベン・シェパードのスクープ記事によって崩壊する。

なんと、グラントの本当の素性は1970年代に全米を震撼させた過激派グループ、“ウェザーマン”の幹部ニック・スローンだったのだ。

愛娘を弟に託して逃走したスローンは、FBIの執拗な追跡をかわし、全米各地に身を潜める”ウェザーマン”の元メンバーたちを訪ねていく。それは30年前の殺人罪に問われた自らの潔白を証明し、かけがえのない娘との人生を取り戻すための闘いだった。

実在の過激派グループにインスパイアされ、社会派サスペンスとヒューマン・ドラマの要素が完璧なまでに融合した『ランナウェイ／逃亡者』。レッドフォードの円熟を極めた演出、演技が冴え渡る、あらたな代表作の完成だ。

『ランナウェイ／逃亡者』試写会に5組10名をご招待！
日程｜9月30日（月）
時間｜18:00開場、18:30開映
会場｜ニッショーホール
東京都港区虎ノ門2丁目9番16号
応募締切｜9月18日（水）午前10時

応募は終了しました。
たくさんのご応募ありがとうございました。

『ランナウェイ／逃亡者』

10月5日（土）より、新宿武蔵野館ほか全国公開
監督・製作│ロバート・レッドフォード
出演│ロバート・レッドフォード、シャイア・ラブーフ、ジュリー・クリスティ、スーザン・サランドン、リチャード・ジェンキンス
配給│ショウゲート
2012年/アメリカ/122分
http://www.runnaway.jp/

©2012 TCYK, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.