特集|Summer Movie Guide 2013~夏休み映画ガイド~
厳選28タイトル、どれもハズしません!
特集|夏休み映画ガイド2013
この夏も注目作が目白押し。そのなかから、OPENERSが厳選した28タイトルを紹介しよう。映画館で楽しむ約2時間のバーチャルトリップを。
Edited by TANAKA Junko (OPENERS)
※公開表記はすべて2013年8月2日時点
『偽りの人生』
公開中
第82回アカデミー賞外国語映画賞を受賞し、大きな話題となった2009年のアルゼンチン映画『瞳の奥の秘密』。そんな世界を魅了した映画のキャストとスタッフが集結して生み出されたサスペンスフルな人間ドラマ、『偽りの人生』が日本にも到着した。
『熱波』
公開中
前作『私たちの好きな八月』で世界の批評家を唸らせたミゲル・ゴメス監督。無機質感の漂うポルトガル、雄壮さに満ちたコロニアル時代のアフリカを舞台に、ある老女の在りし日の情熱をたどる、上質なドラマを完成させた。
『ペーパーボーイ 真夏の引力』
公開中
発表されるやいなや話題となった同名小説を、リー・ダニエルズ監督が映画化。主演は『ハイスクール・ミュージカル』で知られるザック・エフロン。主人公ジャックの複雑な感情をリアルに表現し、アイドルからの脱皮を印象付けた。
『ローン・レンジャー』
公開中
死の世界から正義のために蘇ったヒーロー、ローン・レンジャー。復讐に燃えるインディアンの戦士トント。なにもかも正反対の“ヒーロー・デュオ”が、巨悪に立ち向かう。息つく間のない激しいアクション満載のアドベンチャーに、この夏は夢中!
『マジック・マイク』
8月3日~
『G.Iジョー』シリーズや『親愛なるきみへ』などで知られる俳優のチャニング・テイタムは、10代後半にストリッパーをしていたという経験を持つ。ハリウッドで成功をつかんだチャニングの、“実話”をもとにしたサクセスストーリーが到着した。
『アイス』『マイルストーンズ』
8月10日~
1999年に急逝した映像作家のロバート・クレイマー。アメリカを、世界を見つめつづけた彼の幻の傑作といわれる『アイス』と『マイルストーンズ』が、40年の時を経て日本で公開される。いまなお衝撃的な残像を与えるオリジナルを、この機会に。
『標的の村』
8月10日~
復帰後40年たってなお切り広げられる沖縄の傷。沖縄のひとびとは一体誰と戦っているのか。奪われた土地と海を空を引き換えに、「平和と安全」を味わうのは誰なのか。本土で“黙殺”される沖縄の声がいま問いかける。
『ニーナ~ローマの夏休み』
8月10日~
1981年生まれの女性監督エリザ・フクサス。なにかしたいけど、なにをしていいかわからない――そんな同世代の女性の複雑な心情を、映像美に乗せて描いてみせた。ポール・スミスやソニア リキエルなど、映画を彩るファッションにも注目。
『エンド・オブ・ウォッチ』
8月17日~
“天使の街”ロサンゼルス。その一角に位置するサウス・セントラルは、5分に一度事件が起きる全米一危険な地帯。そこでつねに死と隣り合わせの日常を送る、ロス警官の姿を描いた本作は、かつてない臨場感で観る者を圧倒する。
『スター・トレック イントゥ・ダークネス』
8月23日~
世界的大ヒットを記録した前作『スター・トレック』から4年。全世界待望の最新作がついに上陸した。J.J.エイブラムス監督が目指したのは、遠い世界の絵空事ではなく、感情に訴えかける人間ドラマ。いまを生きる人類に向けたリアルなメッセージだ。
『オン・ザ・ロード』
8月30日~
1950年代ビート文学の代表作「路上/オン・ザ・ロード」を、ウォルター・サレス監督が完全映画化。自由を追い求めて、アメリカ大陸を縦横無尽に駆け抜けたビート・ジェネレーションの姿が、いまスクリーン上に蘇る。
『夏の終り』
8月31日~
ふたりの男の間を揺れ動くひとりの女性を瀬戸内寂聴が描き、これまでに100万部を超えるロングセラーとなっている同名小説を映画化。三角関係が静かに燃える、夏の終わりにぴったりな大人のラブトーリーが完成した。
『黒いスーツを着た男』
8月31日~
社長令嬢との結婚を10日後に控えたアルは、パーティ帰りの深夜の路上で男をひいてしまう。友人らに促されて逃走するが、その一部始終をひとりの女がアパートの窓から目撃していた。将来を約束されたアルの運命は、この日を境に少しずつ狂いはじめる。