水深15m。南伊豆の美しい海の底でゆっくりと熟成された特別なワイン|SUBRINA
LOUNGE / EAT
2022年6月29日

水深15m。南伊豆の美しい海の底でゆっくりと熟成された特別なワイン|SUBRINA

SUBRINA|サブリナ

美しい海の底で熟成させる、世界に一本だけのワイン

南伊豆の海底で熟成されたワイン「SUBRINA(サブリナ)」で話題を集めている、コモンセンスは、今回「SUBRINA」シリーズの第4弾となる「ACT4 2020」を発表。6月21日(火)から予約販売を開始し、発売日の7月11日(月)から順次発送される。

Text by HIDAKA Saki

海底の特殊な環境で眠らせると角のとれた香り高い仕上がりに

コモンセンスは、2011年から様々な酒類の海底熟成による変化を数年にわたり研究してきた。そのプロジェクトの一環で誕生したのが、海底で熟成されたワイン「SUBRINA」である。
日本の中でも有数の美しい海とされる、伊豆半島南端の海底貯蔵庫でゆっくりと眠らせたワインはテレビやYouTubeなどでも注目を集め、この10年で「ACT1 2011」「ACT2 2016」「ACT3 2019」を販売し、全て完売している。
今回発売する「ACT4 2020」は、約7ヶ月間の南伊豆海底での熟成を経て、2022年6月に引き揚げたシラー種の赤ワイン。このワインが作られているのは、最高の赤ワインの土壌として国際的に認められている、​南アフリカのステレンボッシュ・ゴールデントライアングル地域に位置するワイナリー「Graceland Vineyards(グレイスランド ヴィンヤーズ)」だ。
ここは、ブドウ栽培に適した土壌として近年人気を集めている地域。標高250mのやや南向きの傾斜地にあり、日照率は高く、ケープ・ドクターによる冷たい風のおかげで、暑い時期でも平地と比べ涼しくて乾燥した気候が特徴だ。
この最適な環境でシラーの果実は成熟し、豊かで凝縮された果実の味と柔らかなタンニンが育ち、夜の冷涼な気候で酸を保持する。その後、丁寧に手摘みで収穫されたシラーは、農薬や機械に頼らない手作りの自然発酵工程にて醸造され、「SUBRINA」オリジナルのワインに仕上がるのだ。
熟成させる海は、日本有数の美しい海として知られる奥石廊中木沖。伊豆半島の最南端にあるこの海は、透明度が高く冬は荒れ海となることで有名だ。この荒れた海が瓶内のワインへ影響を与え、中木川より注ぎ込む冷たい水により水温を低く保つことで、ワインの熟成に適した環境となる。
海底熟成作業は、地元ダイバーのみなさんとともに冬季に行なわれ、美しい自然を守りながら、ダイビングの新しい形や新たなサービスを創出し、地域の持続的な発展を目指す。
こうして完成したワインは、海底での特殊な環境の影響を受けてしっかりと芯がありながらも、全体的に角がとれたエレガントで香り高い「SUBRINA」になる。
また、目を惹くボトルデザインも特筆すべきポイント。海底熟成の証として石灰藻やフジツボなど海の贈りものが付着したボトルは、ひとつずつデザインが異なっており世界に1本だけの特別感のあるワインになっている。誕生日や還暦のお祝い、お中元やお歳暮など大切な人への贈り物や、自分へのご褒美などにも最適だ。

海底で熟成されたワイン SUBRINA ACT4 2020

  • ​発売日|2022年7月11日
  • 販売価格|1万4500円~
  • 生産地区|南アフリカ共和国
  • 海底貯蔵場所|静岡県南伊豆町中木沖
  • 生産者|Graceland Vineyards
  • 原材料|ぶどう/亜硫酸塩(酸化防止剤)
  • 品種|Syrah 100%
  • アルコール|15.5%
問い合わせ先

SUBRINA
https://subrina.info/