これが原点。ハンバーガー誕生初期の5種類を再現「テイスト オブ アメリカ」|GRAND HYATT TOKYO
LOUNGE / EAT
2022年1月26日

これが原点。ハンバーガー誕生初期の5種類を再現「テイスト オブ アメリカ」|GRAND HYATT TOKYO

GRAND HYATT TOKYO|グランド ハイアット 東京

正統クラシカルな製法による5種類のハンバーガーメニューを堪能。「テイスト オブ アメリカ」がグランド ハイアット 東京で開催

六本木・グランド ハイアット 東京のステーキハウス「オーク ドア」にて、1900年頃にアメリカで誕生したと言われるハンバーガー草創期の5つのレシピを「オーク ドア」流に再現した「テイスト オブ アメリカ」が、2022年2月28日(月)まで開催される。

Text by OZAKI Sayaka

ハンバーガーの歴史を辿る5つの製法をオーク ドア流にアレンジ

ハンバーガーの発祥には諸説あるが、1900年頃にアメリカで誕生したとされ、以来120年以上に渡りアメリカのみならず世界中で愛されてきた。イベント「テイスト オブ アメリカ」では、このハンバーガーが登場したと言われる1900年代および、その後さまざまなレシピが考案された 1920年代から1950年代に生まれた5つの製法を、ステーキハウス「オーク ドア」流に再現したメニューが提供される。
コネチカット ブロイルバーガー
「コネチカット ブロイルバーガー」は、ハンバーグを荷馬車で販売していた1900年頃、「もっと手軽に食べたい」という声から、ホワイトブレッドでハンバーグをサンド。ハンバーガーの原点とも言われるサンドイッチのような見た目のメニューだ。パティ、オニオン、トマトをホワイトブレッドでサンドし、シンプルに仕上げることにより、肉本来の味わいがしっかりと感じられる一品である。
オクラホマ フライドオニオン バーガー
「オクラホマ フライドオニオン バーガー」は、1926年頃に登場したシンプルでワイルドな調理法が特徴のバーガー。パティを鉄板に乗せ、その上に薄くスライスしたオニオンを重ね、パティが薄くなるように伸ばしながら押し付けて焼き、途中でひっくり返してオニオンをキャラメリゼし、パティを蒸し焼きにするようにバンズで蓋をして仕上げる。カリッと焼き上げたオニオンの香ばしさ、チェダーチーズの味わいが広がる一品だ。
コネチカット スチームバーガー
1930年代に誕生したと言われる「コネチカット スチームバーガー」は、パティを蒸して作る珍しい一品。パティをのせたトレイとチーズを詰めたトレイをセットにして専用蒸し器に入れ、当時の調理方法を再現したメニューだ。トロっと溶けたたっぷりのプロヴォローネチーズ、ピクルスの酸味が一体となり食欲をそそる。
チーズ ダブルデックバーガー
「チーズ ダブルデックバーガー」は、1936年頃にカリフォルニアで誕生したと言われるダブルチーズバーガー。お腹を空かせた学生に応えるため、それまでのパティ2枚を上下のバンズでサンドしていたダブルバーガーとは異なり、クラウン(上)、デック(中)、ヒール(下)と3枚のバンズで2枚のパティをサンドしたよりボリュームのあるバーガーで、チェダーチーズをトッピングした人気の味わいだ。
ミネソタ バーガー
「ミネソタ バーガー」は、1950年代にミネソタで生み出されたハンバーガー。それまでチーズをパティの上に乗せていたチーズバーガーとは異なり、パティの中にチーズを入れて焼き上げるのが特徴。パティの中でトロっと溶けたチェダーチーズが肉汁と混ざり、絶妙なハーモニーを織りなす。
イベントを開催するステーキハウス「オークドア」では、 2003年の開業以来さまざまなメディアに取り上げられた記事をセピア色で印刷し、フレームに入れてインテリアとして飾っている。ノスタルジックな空間で、アメリカ出身の料理長が再現する5種類のクラシックなメニューとともに、少しずつ形を変化させてきたハンバーガーの歴史を巡りたい。

テイスト オブ アメリカ

  • 会場|グランド ハイアット 東京6階「オーク ドア」
  • 住所|東京都港区六本木6丁目10−3
  • 期間|2022年2月28日(月)まで
  • 料金|各バーガー2860円、コネチカット ブロイルバーガーのみ2200円(いずれもフレンチフライまたはサラダ付き、税込・サービス料別)
問い合わせ先

グランド ハイアット 東京「オーク ドア」
Tel.03-4333-8784(直通)
https://www.tokyo.grand.hyatt.co.jp/restaurants/oak-door-restaurant/