LOUNGE /
EAT
2022年3月26日
ワインづくりで地域の伝統を守り、景観や文化をつくる。ドメスティックワイナリー応援企画展|D&DEPARTMENT PROJECT
D&DEPARTMENT PROJECT|ディアンドデパートメントプロジェクト
企画展『47winetourism -47都道府県の自然・人間・文化を味わう旅-』を開催
47都道府県をテーマにしたミュージアム「d47 MUSEUM」が企画展『47winetourism -47都道府県の自然・人間・文化を味わう旅-』を2022年5月8日(日)まで開催。ワインづくりを通して、地域の伝統を守り、景観や文化をつくる、日本各地のワイナリーを応援する企画展だ。
Text by YANAKA Tomomi
バラエティ豊かなワインから見えるその土地の景色
ロングライフデザインをテーマに「息の長いその土地らしいデザイン」の発掘と紹介をしているD&DEPARTMENTPROJECT(ディアンドデパートメントプロジェクト)が、47都道府県の魅力を伝えるべく2012年に渋谷ヒカリエにオープンした「d47 MUSEUM」。併設される「d47 design travel store」や「d47食堂」とともに連動的に日本を伝えている。
そんな「d47 MUSEUM」の第29回企画展となる『47winetourism -47都道府県の自然・人間・文化を味わう旅-』。同展では、2008年からワインツーリズムを開催・提唱する一般社団法人ワインツーリズムの大木貴之氏とともにワインそのものだけでなく、ワインづくりの観点から産業、暮らし、環境、仲間、地域をキーワードにその土地らしいワイナリーを47都道府県ごとに選定し、紹介する。
水を使わずに果実を醸してつくられるワインは、その土地そのものを味わえる地酒。この10年間で日本人のワインの消費量が1.5倍に増加し、日本のワイナリーの数も増加傾向にあって出荷量も増えるなど、日本のワインは私たちの暮らしの日常のお酒として親しまれてきている。
会場では、日本各地のワイナリーがどのようなものづくりをしているのかを紹介。例えば、「東京ワイナリー」は、東京をはじめ、日本各地の農家がつくる良質なブドウの持ち味を生かしたワインを醸造から販売までほぼ一人で手掛けるワイナリー。また、約20年かけて土壌を改良し、自然農法でブドウを育てる山形県の「タケダワイナリー」など、大木氏とD&DEPARTMENTが選定したワイナリーの様子が展示される。
会期中は、出店者のワインや関連商品を購入できるほか、出店者をゲストに招いてのトークイベントなどの企画も予定。見て、聞いて、味わって、バラエティ豊かなワインとその土地の景色をも感じることができる企画展だ。
47winetourism -47都道府県の自然・人間・文化を味わう旅-
- 会期|2022年2月4日(金)-5月8日(日) ※水曜定休(祝日の場合は営業)
- 時間|12:00-20:00(入館は30分前まで)
- 会場|d47 MUSEUM
- 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8F
- 入場料|ドネーション形式(来場者が入場料を決める自由料金制)
問い合わせ先
d47
Tel.03-6427-2301
https://www.d-department.com/item/DD_EVENT_34358.html