EAT｜“ビール界のロールス・ロイス”日本上陸
EAT｜1本3000円以上、アルコール度数10パーセント以上というかつてないビール
“ビール界のロールス・ロイス”「エール・スミス」日本上陸
味と製法にこだわり世界中のビール好きから熱狂的な支持を集めるアメリカ・サンディエゴの高級クラフトビール「エール・スミス（ALESMITH）」が日本に上陸した。アルコール度数10パーセント以上、1本3000円以上であることから“ビール界のロールス・ロイス”と称されるかつてないビール。日本のビールの常識を覆す味やこだわりやいかに。
Text by YANAKA Tomomi
ブルワーが生み出す5種類の個性的なビール
「ただ喉を潤す酒」から「味のちがいを楽しむ酒」――。最高級レストランのテーブルにも置けるような上品な味わいと、これまでの常識を覆すようなリュクス感溢れるビールが日本でもついに発売される。
製造を手がけたのは、サンディエゴを代表するブルワリーの「エール・スミス」。カリフォルニア南部をビール製造のフロントランナーへと成長させた会社であることが知られており、4人のブルワーは「ビアジャッジ」というビールの良し悪しを客観的に鑑定することができる高い技能を有している。
現在日本で販売されている「エール・スミス」のラインナップは全5種類。石炭のように真っ黒な色と、麦芽を焦がしたローストモルトによる香ばしいアロマが特徴であり、世界のビールベストにもしばしば挙げられるという「スピードウェイ・スタウト」を筆頭に、ベルギーの修道院で採れたこだわりのイースト、ベルギー産の原材料を使用してフルーティに仕上げられたベルジャン・スタイルの「ホーニー・デヴィル」など個性的なビールが並ぶ。
さらに今回、限定出荷品として、洗練されたアメリカン・ホップの苦味とモルトの甘みが特徴のバーレー（大麦）ワイン「オールド・ナムスカル」、ホップをほとんど使わないスコッチ・エールの「ウィー・へヴィー」なども登場した。
ビール界の最高級品を目指してつくられ、“ビール界のロールス・ロイス”と呼ばれる贅沢なビール。アメリカのビール口コミサイト「ratebeer」では、それぞれ97から100ポイントというまれに見る高得点をたたき出した逸品は、日本でも旋風を巻き起こしそうだ。
ジュート
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