EAT|TORAYA TOKYO|あたらしいコンセプトの“TORAYA”が東京ステーションホテルにオープン
各ブランドのスペシャリティが一堂に
あたらしいコンセプトの“TORAYA”が東京ステーションホテルにオープン
羊羹などで知られる老舗和菓子店のとらやによるあたらしいコンセプトショップ「TORAYA TOKYO」が10月3日(水)、東京駅構内に開業する東京ステーションホテルにオープンする。
Text by YANAKA Tomomi
建築家の内藤廣氏が手掛けた店内にも注目
大正時代に建てられた東京駅を復元し、10月3日(水)に開業する東京ステーションホテル。壮麗に蘇り、駅を行き交う人々を眺める南ドーム2階に登場するのが、とらやのあたらしいコンセプトショップ「TORAYA TOKYO」だ。
喫茶はもちろん、和菓子などスイーツの販売もおこなうこの「TORAYA TOKYO」。注目はなんといっても、とらやが展開する各ブランドの代表的なスイーツを一堂に食べられるという贅沢なメニューだ。
料理研究家の長尾智子氏監修のもと、「とらや」の羊羹やあんみつ、「とらやパリ店」でしか食べることのできなかったマカロンや“ポワールキャラメル羊羹”が登場。さらに、あんをベースにしたあたらしい菓子を提案する「TORAYA CAFÉ」定番人気メニューの“あずきとカカオのフォンダン”や“あんペースト”、和菓子屋の原点を再現したいという想いから誕生した「とらや工房」のどら焼など、各ブランドのさまざまな表情の“おいしい”が揃った。
また、オリジナルメニューとして、「とらや」の“夜の梅”、「TORAYA CAFÉ」の“あずきとカカオのフォンダン”、「とらやパリ店」の“ポワールキャラメル羊羹”の3種がワンプレートになった「TOKYOプレート」や、季節によって違う表情をみせる「吹き寄せごはん」も登場。魅力的なラインナップとなった。
建築家の内藤廣氏が手掛けた店内は、100年の歴史を見守りつづけた駅舎の赤煉瓦を象徴的に再生。随所に施された白壁と赤煉瓦のコントラストがクラシックでありながらもモダンな雰囲気をかもし出す。
このほか、キャッチコピーでもある「では また 東京駅で」にインスピレーションを得た限定商品なども販売されるといい、あらたなお土産の定番ともなりそうだ。
東京駅を行き交う人を臨みながら、多彩なとらやを味わえる「TORAYA TOKYO」。見逃せない新スポットの誕生だ。