地引由美氏が翻訳を担当した“香水”本の出版を記念したイベント開催|EVENT
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2015年10月27日

地引由美氏が翻訳を担当した“香水”本の出版を記念したイベント開催|EVENT

EVENT

『ル パルファン ある感覚――時代をいろどる香りとミューズたち』が10月30日(金)発刊

“香水”本の日本語版出版を記念したイベント開催

日仏フレグランス文化財団の代表理事、地引由美氏が香水の本『ル パルファン ある感覚――時代をいろどる香水とミューズたち』の日本語版の翻訳を担当。10月30日(金)の発売を記念して11月3日(火・祝)に記念イベントを開催する。

Text by KAJII Makoto (OPENERS)

地引由美氏からのメッセージ

『ル パルファン ある感覚――時代をいろどる香りとミューズたち』は、1900年から2011年まで、その年を代表する香水と、時代を駆け抜けた永遠に語り継がれる女性たちを紹介。美しい香水ボトルの画像とともに、各年に登場する女性たちは女優、冒険家、科学者、飛行機パイロット、大臣、作家、歌手などさまざまで、当時は無謀と思われたことに勇気をもってチャレンジしている女性たちの生き方は、現代を生きる女性たちにも大きなヒントになる。

翻訳者の地引由美氏は、「香水は、それをつけたひとの肌の上ではじめて香りを放ち、その命を得ます。そして香りを纏う女性は、その時代を生き生きと表現しています。1900年から2011年まで、一年毎にその年を代表する香水と女性が紹介されているこの本は、あなたの人生と香水をつなぐ美しい一冊です。ぜひ、お手に取ってご覧ください」と話す。

地引由美 ル パルファン ある感覚 - 時代をいろどる香りとミューズたち

『ル パルファン ある感覚――時代をいろどる香りとミューズたち』
出版年月日|2015年10月30日(金)
ISBN 9784894792616
定価 5400円
判型・ページ数|A4・232ページ
左/1962年の香水は「バラ ヴェルサイユ/ジャン デプレ」。時代を代表する女性はマリリン・モンロー。アルジェリアの独立やビートルズの初めてのレコーディングがニュースとなった年。

イベントタイトル
“”ESPRIT DE PARFUM エスプリ ドゥ パルファン”
『ル パルファン ある感覚――時代をいろどる香水とミューズたち』日本語版出版記念

日時|11月3日(火・祝)13:00~19:00(開場12:30)※ 時間内、入退場自由
会場|銀座フェニックスホール
東京都中央区銀座3-9-11 紙パルプ会館 2階
入場料|1万円(5800円の書籍1冊付)
主催:日仏フレグランス文化財団

プログラム
13:00 開会宣言
フレグランススペシャリスト表彰

13:20~13:50 基調講演:『ル パルファン ある感覚――時代をいろどる香水とミューズたち』が現代の私たちに伝えること
地引由美(日仏フレグランス文化財団 代表理事)

14:00~15:00 ゲスト講演:「ニオイスミレについての考察 - 香水100年史とスミレの香り」
佐野孝太氏(曽田香料株式会社 フレグランス事業部門 常任理事 シニアパフューマー/農学博士/薬剤師/臭気判定士)
1982年東邦大学薬学部薬学科卒業後、曽田香料株式会社入社。フレグランス研究部に配属され、1988~89年ヨーロッパ(フランス・スイス・イギリス)で合計1年間の調香研修の後、主に応用調香研究及び香料関係の基礎研究をつづけ、世界のあたらしい香料素材の可能性の探索、選定にも取り組む。各国の香りのトレンドにもつねに注視している。

15:30~16:30 ゲスト講演:「ファッションと香水の蜜月の100年」
中野香織氏(エッセイスト/服飾史家/明治大学国際日本学部特任教授)
過去2000年の男女ファッション史から最新モード事情まで研究・執筆・レクチャーをおこなっている。東京大学大学院博士課程単位取得満期退学、ケンブリッジ大学客員研究員を経て文筆業、2008年より明治大学国際日本学部特任教授。専門はファッション文化史、ダンディズム、イギリス文化史。
http://www.kaori-nakano.com/

17:00~18:00 ゲストトーク:マリ=クリスティーヌ・グラース氏をフランスからお招きして
著者の一人であるマリ=クリスティーヌ・グラース(Marie-Christine GRASSE)氏をフランスより招聘。
情熱的な彼女は幼いころから芸術と歴史に興味をもち、エクス-アン-プロヴァンス大学にて中世の歴史と文明の研究で国家博士号を取得。パリ国立文化遺産研究所で教鞭を取り、考古学発掘調査の責任者を務める。1990年から2011年までグラース市美術館のキュレーターとして、とくに国際香水博物館での企画を担当。香水の歴史のスペシャリストとして、美しい筆致で香水業界を紹介する多くの著作をもつ。2011年9月から、60万点の作品と文献を収蔵する1963年創設の国立スポーツ博物館の総指揮を執る。

18:00~19:00 懇親会
ドリンクを飲みながら、交流、歓談を楽しむ。
※会場内では、本書に登場する香水の一部の香りを試香できる

申し込み方法
info@fragrance.or.jp
まで、「11月3日 参加申し込み」
というタイトルのメールを送付のこと。
折り返し事務局より案内が返信される。

問い合わせ先

一般財団法人 日仏フレグランス文化財団

http://www.fragrance.or.jp/?p=4322

フレグランスジャーナル社

http://www.fragrance-j.co.jp/book/b210615.html

           
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