ART|新田桂一と冨沢ノボルの二人展
ART|フォトグラファー 新田桂一とヘアメイク 冨沢ノボルの二人展が開催
「DOUBLE EXPOSURE」A COLLABORATIVE EXHIBITION
数々の撮影でタッグを組んできた、フォトグラファー 新田桂一とヘアメイク 冨沢ノボルの二人展「DOUBLE EXPOSURE」 A COLLABORATIVE EXHIBITIONが、丸の内ハウス ライブラリーにて4月21日(月)から開催される。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
完成形を頭のなかで想像しながらの3Dと2D
二人展「DOUBLE EXPOSURE」は、写真用語にもある「DOUBLE EXPOSURE(多重露光)」からのネーミング。
通常のファッション撮影の場合、ヘアメイクアーティストがモデルにヘアメイク(3D)をほどこしてから、フォトグラファーが写真(2D)に収めてひとつのビジュアルが完成する。が、今回の展覧会の作品群はその製作工程がまったく逆。
ノーメイク状態の「素の美しさ」を新田桂一氏がカメラで引き出し、一度プリント(2D)にした状態の上から、冨沢ノボル氏が平面ならではのヘアメイク術(3D)で仕上げていくという画期的な試みだ。
会期中の5月4日(日)にワークショップを開催
また、会期中の5月4日(日)には、二人展「DOUBLE EXPOSURE」開催を記念したワークショップを開催。
ワークショップ会場で、新田桂一氏がライブ撮影した写真の上にヘアメイクをほどこす企画で、冨沢ノボル氏がアドバイザーとして作品作りを手伝う。詳しくは、下記HP(http://www.marunouchi-house.com)まで。
KEIICHI NITTA + NOBORU TOMIZAWA
「DOUBLE EXPOSURE」A COLLABORATIVE EXHIBITION
会期|2014年4月21日(月)~5月11日(日)
11:00~翌4:00(日曜・祝日・連休最終日~23:00)
場所|丸の内ハウス ライブラリー
東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸ビル7F
http://www.marunouchi-house.com
新田桂一|NITTA Keiichi
フォトグラファー。1975年東京生まれ。文化服装学院アパレルデザイン科卒業後、1997年渡米。2000年Terry Richardson氏に6年間師事。2006年帰国、パッショナブルな作風で広告やファッション雑誌など多方面で活躍する。
写真集 1st 『EVERYDAY IS LIKE SUNDAY』(Go Books/MILAN)、2nd 『I Think Japanese People Should Be More Open』(The Constant Gallery/LA)、3rd 『BOWERY BOYS』(O.H.W.O.W/MIAMI)
http://www.keiichi-nitta.com
http://otaoffice.jp
冨沢ノボル|TOMIZAWA Noboru
ヘアメイクアップアーティスト。1992年フリーランスのヘアメイクとして活動をはじめる。1995年渡米(NY)。1998年帰国、東京をベースに、ファッション誌、広告、TVコマーシャル、CDジャケット、PV、コレクションなどで活動。近年では、映画、舞台のヘアメイクディレクションを担当するなど活動の幅を広げている。また、アイラッシュやネイル、帽子などの商品のディレクションも担当。
http://www.urobon.com
http://www.cubetokyo.com