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2015年4月2日
ART|故郷宮崎県で『永瀬正敏写真展Memories of M ~Mの記憶~』
ART│俳優生活30周年を記念
故郷宮崎県で開催『永瀬正敏写真展Memories of M ~Mの記憶~』
国内外での高い評価を得る俳優 永瀬正敏(ながせ・まさとし)は、写真家としても実に20年以上のキャリアを誇る。そして、彼の俳優生活30周年を記念した『永瀬正敏写真展Memories of M ~Mの記憶~』が、故郷宮崎のみやざきアートセンターで12月14日(土)から2014年1月19日(日)まで開かれる。
Text by YANAKA Tomomi
宮崎にちなんだ多彩な作品
映画などでの独特の存在感を見せる永瀬正敏にはもうひとつ、写真家としての顔がある。祖父は写真師。戦後の混乱期にカメラを騙し取られ、写真師の道を断念せざるを得なかったその祖父の意思を継ぐべく、写真家としても精力的な活動をみせてきた。
今回は、宮崎の風景写真や宮崎の伝統工芸職人を撮影した作品から、宮崎出身のモデルやスタッフを起用し撮られたという天照大神など、神話にゆかりのある宮崎県ならではのモチーフを扱った、幻想的な写真が展示される。
このほかにも有名作家、陶芸家の堺克弘やコスチュームデザイナーのARAKI SHIROとのコラボレーションやインスタレーション作品なども登場。さらに宮崎キネマ館では、永瀬正敏によるショートフィルムやアートフィルムの上映など多彩なイベントが繰り広げられるという。