建築ユニット、クリスト&ガンテンバインの展覧会開催|ART
ART|スイス建築の新潮流
建築ユニット・クリスト&ガンテンバインの集大成
『The Last Act of Design - スイス建築の表現手法』が開催
スイス・バーゼルの建築ユニット、クリスト&ガンテンバインの展覧会『The Last Act of Design – スイス建築の表現手法』が東京・渋谷のヒルサイドテラスにて、2019年3月20日(水)~3月31日(日)まで開催される。
Text by OZAKI Sayaka
新たな建築を生み出すクリスト&ガンテンバインの
デザイン行為に着目した展覧会
スイス国立博物館(2016年)、バーゼル州立美術館(2016年)など、近年のスイスにおいて重要なプロジェクトを手掛けるクリスト&ガンテンバインは、スイスを代表する若手建築家のユニットだ。
彼らは形態の自立的な特性に興味を持ち、魅惑的な方法で古典と現代を調和させた画期的なプロジェクトを実施してきた。
その彼らが手掛けた建築におけるデザイン行為に着目し、建築が持つ意味の多様性の表出を試みる展覧会『The Last Act of Design – スイス建築の表現手法』が、東京・渋谷のヒルサイドテラスにて2019年3月20日(水)~3月31日(日)まで開催される。
会期中には、クリスト&ガンテンバインが登壇するレクチャーや日本の建築家との対談など関連イベントも予定されている。
建築は竣工後も写真・図面・模型といった様々な媒体で表現され、鑑賞者はそれらの媒体を通じて建築を知覚し、空間を想像する。本展は、イタリア人写真家ステファノ・グラツィアーニの解釈から撮られた写真、配色・線にアレンジを加えたドローイングや3Dプリンタによる模型といった、さまざまな媒体によって、クリスト&ガンテンバインが手掛けた建築の多様な側面に迫るものだ。
なお本展は、日本・スイスの建築文化交流のプラットフォームとして2018年に設立された日瑞建築文化協会の初のイベントであり、その幕開けにふさわしく、クリスト&ガンテンバインの探究の集大成が初公開される。
『The Last Act of Design - スイス建築の表現手法』
会期|2019年3月20日(水)~ 3月31日(日) 会期中無休
会場| ヒルサイドテラスF棟 ヒルサイドフォーラム
住所|東京都渋谷区猿楽町18-8
時間|11:00 ~19:00 ※2019年3月20日(水)は内覧会開催の為、一般入場は16:00まで
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