ISETAN JAPAN SENSES「KYOTO ORIGIN~唐長の雅」開催|ISETAN
ISETAN|伊勢丹
伝統工芸の枠を超え、アートの領域に達するクリエイションに注目
伊勢丹新宿店で「KYOTO ORIGIN~唐長の雅」開催
2011年から毎回、地域をクローズアップし、年4回の開催で、各フロアさまざまなアイテムを紹介する三越伊勢丹の「JAPAN SENSES(ジャパン センスィズ)」。今回「近畿」をテーマに展開する伊勢丹新宿店では、エキシビション「KYOTO ORIGIN~唐長の雅」と「近畿の染 色の世界」が10月21日(水)よりスタート。10月27日(火)まで、トトアキヒコ、千田愛子夫妻が手がけるブランド「雲母唐長(キラカラチョウ)」をフィーチャーする「KYOTO ORIGIN~唐長の雅」が、本館5階=パーソナルルーム / プロモーションで開催される。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
伝統と革新が融合するアーティスティックな唐紙
寛永元年(1624年)創業という長い歴史を誇る「唐長」は、現存する日本唯一の唐紙屋として、いまでも桂離宮や二条城といった歴史的建造物で使われる唐紙を提供している。
その唐長を継承する「雲母唐長」を立ち上げたトトアキヒコ、千田愛子夫妻は、400年近く育まれてきた伝統の技を現代、そして未来へとつなぎ、さらなるあたらしい表現にも積極的に挑戦している。
10月24日(土)と25日(日)に出版記念サイン会開催
10月21日(水)から伊勢丹新宿店本館5階=パーソナルルーム / プロモーションで開催される「KYOTO ORIGIN~唐長の雅」では、唐紙をもちいた伊勢丹オリジナルの便せんや封筒をはじめ、ランプシェードやインテリアアイテムを販売する。
また、10月24日(土)と25日(日)には、唐紙師トトアキヒコトークショー「400年続く唐長の歴史」/「日本の文様ものがたり」出版記念サイン会を開催。トークショー・サイン会の当日にかぎり、通常は京都のアトリエ限定でおこなっているパネルや屏風のオーダーもできる。
<トークショー>
唐紙師トトアキヒコトークショー「400年続く唐長の歴史」/「日本の文様ものがたり」出版記念サイン会
日時|10月24日(土)14:00~15:00
10月25日(日)13:00~14:00
会場|伊勢丹新宿店 本館7階 バンケットルーム
※予約制 各日定員20名/ 予約の問い合せ Tel. 03-3352-1111(伊勢丹新宿店 大代表)
※会期中、トトアキヒコの書籍『日本の文様ものがたり』と、同時発売となる千田愛子の書籍『京都の時間』の購入者に、それぞれ著者がサインを進呈
雲母唐長(トトアキヒコ、千田愛子)
京都の老舗「唐長」の唐紙師、トトアキヒコと、彼の妻であり唐長11代目千田堅吉の長女である千田愛子のふたりは、唐紙のあたらしい可能性を追求し、「雲母唐長」として独自のアート作品や唐紙カードなどのデザインプロダクトを発表している。
http://www.kirakaracho.jp/
ISETAN LIVING「JAPAN SENSES」
KYOTO ORIGIN~唐長の雅
会期|2015年10月21日(水)~10月27日(火)
会場|伊勢丹新宿店 本館5階=パーソナルルーム / プロモーション
東京都新宿区新宿3-14-1