戸田恵子｜名古屋アンパンマンミュージアム＆パーク

名古屋アンパンマンミュージアム＆パーク　その1

現在2年目に突入しました中京テレビのレギュラー番組『幸せの黄色い仔犬』でロケに出ました。そうです！　アンパンマンミュージアムが名古屋にオープンしました！　名古屋といいましてもじつは三重県桑名市……。千葉にある東京ディズニーランドとおなじ感じですね。大人の事情、いっぱいあるんしょう……（笑）。
当日、番組は生放送でのお届けだったのでバタバタでしたが、ぜひともゆっくり出かけてみたいです。どれもこれもじつにかわいい！

まとめ＝K-co Toda

なるべく身体を使わず。できれば頭も使わず。をモットーに過ごした4月

おみやげ屋さんのグッズもかわいいし、なかでもレストランはもう最高にテンションが上がりました。不二家とのコラボレーションレストランは、屋根にアンパンマンとペコちゃんが楽しげに座っているではありませんか！　このツーショットを観られただけでもハッピー気分満点です。

レストランの食器にもすべてキャラクターが付いているし、お子さんも楽しく食事ができるはず！　大人も子どもも癒されるミュージアムです。もちろん、キャラクターのパンは横浜につづいてここでも大人気。ほんとにおいしい！

3月まで舞台に目一杯集中していたので、4月はとにかくお仕事以外では「なるべく身体を使わず。できれば頭も使わず。」をモットーに過ごしました（笑）。結局実践できたのは半分くらいでしたけど――。
レギュラーのお仕事以外では、スペシャルドラマのゲスト出演がつづき、連ドラやバラエティ番組のゲスト出演、映画の撮影（5月もつづく）など単発のお仕事で結構アグレッシブに過ごしておりました。
それでは、いくつかこの時点で御紹介できるものを――。

なんたってスペシャルドラマ『サザエさん2』の楽しかったこと！　実在するもののドラマ化って無条件でワクワクします。まぁ、サザエさんは実在というか、漫画ですけど、国民的に知られているものですからね。先日の三谷幸喜さん脚本のテレビドラマ『我が家の歴史』での笠置シヅコさんとか、もちろん『なにわバタフライ』のミヤコ蝶々さんとか。大河ドラマ『新選組！』のお登勢とか。どれもテンション上がるというものです。どういうわけかすべて三谷さんつながりですね（笑）。

名古屋アンパンマンミュージアム＆パーク　その2＋α

ベクトルがおなじ方向に向いていないと、なにも生まれません！

『サザエさん2』では、フネさんの級友のお軽さん役でオファーがあり、当初は「えー!?　私!?」とびっくり。お軽さんて、なんかお婆さんみたいなイメージだったから「私!?」なんて思ったのですが、じつはフネさんも52～53歳くらいの設定らしい。昔のひとはね。老けてますよね。でもたとえ70歳、80歳のお婆さんでもやらせていただくつもりでしたけど（笑）。

級友のフネさん役は、名古屋の大先輩・竹下景子さんが演じてらっしゃるし、よろこんで！　とお受けしたのでした。

てっきりお軽さんは単独出演かと勝手に思い込んでいたのですが、ある日、三谷幸喜さんから「今度、夫婦役をやらせていただきます。宜しくお願いします」とメールが届いたのです。

「うん？　なんの仕事だろう？」としばし考え……。もしかして？　伊佐坂先生か？　作家つながり？　ご名答!!　もうメッチャ楽しみになりました。やはり三谷さんつながりありです。私たちの出番は少ないのですが、弾けた想い出になりました。弾けたのは三谷さんです。私は品よく演じましたよ（笑）。

そしてもうひとつご紹介したい楽しかったこと。

ご存知、劇団☆新感線の人気俳優・橋本じゅんさんとあるテレビドラマでお仕事をご一緒させていただきました。舞台はずっと拝見していますが、テレビでガッツリのお仕事ははじめてのこと。少し風変わりな設定も手伝ってか、私たちは2日間の撮影のうち2日目の最終日にはすっかり意気投合！　振り切りました！（笑）

なにが言いたいかと申しますと、役者の資質みたいなことです。いくらコンビの役でそれふうの揃いの衣装を着せられても、ベクトルがおなじ方向に向いていないとなにも生まれないということです。しかも舞台とちがってテレビドラマのように瞬時につくりあげていく場合には必須条件です。