more trees|「more treesミーティング2010」開催
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2015年4月23日

more trees|「more treesミーティング2010」開催

スペシャルゲストとともに、2009年の活動報告

「more treesミーティング2010」 開催

2007年に始動したmore trees(モア・トゥリーズ)の森づくりも3期目が終わり、今春から4期目を迎える。第3期の活動報告会「more treesミーティング2010」が、港区主催の「第3回みなと森と水会議」の一環として港区立エコプラザにて2月18日に開催された。

Photo by more trees

モア・トゥリーズ4期目を迎えて、4つのテーマを報告

2007年11月30日の発足会から、みなと森と水会議とともに歩んできた坂本龍一氏が代表をつとめる森林再生活動「モア・トゥリーズ」。東京・多摩の間伐材をふんだんに使用した空間である港区立エコプラザにて、スペシャルゲストを迎えてこの一年の活動報告がおこなわれた。

モア・トゥリーズ事務局から、まず団体が一般社団法人になったことが報告され、つづいて代表の坂本氏からのビデオメッセージが流された。

4年目を迎えた報告として

① 森づくりの取り組み
② カーボンオフセットの取り組み
③ 間伐材への取り組み
④ 今後の展望

の順に紹介。

「森づくりの取り組み」では、北海道・下川町、フィリピン・キリノ州、長野・小諸市の「モア・トゥリーズの森」を紹介。さらに、スペシャルゲストとして、高知・須崎地区森林組合で森の現場に携わっている鎌倉めぐみさんが登場し、彼女の作業風景の映像も上映された。さらに、長野・小諸市の「ルイ・ヴィトンの森」の報告もおこなわれた。

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また「カーボンオフセットの取り組み」では、ANAカーボンオフセットプログラムを筆頭に、坂本氏の音楽イベントのオフセットや、エンヤの森づくり、commmonsのCDオフセットなどを紹介。「間伐材への取り組み」では、おもに間伐材を利用した製品・グッズが披露された。

最後に「今後の展望」では、これからモア・トゥリーズの森として契約される予定の宮崎県諸塚村、熊本県小国町が初めて紹介され、小国町町長の北里耕亮さんが登壇、挨拶された。今後は、J-VER(オフセット・クレジット)を活用した森づくりが活発的になるだろうという報告もあった。

最後に、モア・トゥリーズの賛同人であるツリーハウスの第一人者小林 崇氏が登壇し、3月26日にリニューアルオープンする「アダムエロペ白金本店」の中庭に設置されるツリーハウスの構造を中心とした話で盛り上がった。

一般社団法人 モア・トゥリーズ
http://www.more-trees.org
http://twitter.com/shinkichi_m

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