more trees│more treesチャリティ写真展「TOUCH WOOD展」開催中
more trees│モア・トゥリーズ
合言葉は、more trees!
more treesチャリティ写真展「TOUCH WOOD展」開催中
9月23日(水)まで、坂本龍一氏が発起人である森づくりのプロジェクト、more trees(モア・トゥリーズ)のチャリティ写真展「TOUCH WOOD展」が、渋谷パルコパート1・6階の渋谷パルコファクトリーにて開催されている。
Text by OPENERSPhoto by JAMANDFIX
パルコでの写真展は、モア・トゥリーズの活動を知ってもらういいチャンスです──坂本龍一
more treesは、もともとは、青森県の六ヶ所村の核燃料再処理工場の問題のとき「stop-rokkasho」のときにパッと思いついた「NO NUKES,MORE TREES」というスローガンがきっかけです。
その「NO NUKES,MORE TREES」から、more treesだけをいろんなところで話したら、シンパシーを感じてくれるひとがとても多くて、原発問題などに抵抗感をもつひとでも理解を示してくれて、とてもチカラのある言葉だと思いました。
そこから発展して、モア・トゥリーズという森づくりのプロジェクトがスタートしました。
2007年の暮れに始動して以来、高知、旭川、フィリピンと活動が広がっているのは、賛同してくれるみなさんのチャリティのおかげで、さらに今度は、長野県の森を支援する調印式を行いました。
モア・トゥリーズの賛同人のなかに写真家の方が多くいて、「これだけ写真家がいたらなにかできるよね」と話したことがきっかけになり、昨年から企画してパルコ40周年記念のイベントの一環として実現しました。
僕の友人の写真家も多いんですが、ファッションやデザイン、コマーシャル分野で活躍しているひとが多く、普段、自然とかかわりあっていない写真家の撮った「森」が見られます。
彼らの関心を引く「森」のイメージはどんなものなのだろう。
モア・トゥリーズの活動の中心である植林は、とても時間がかかります。
一人前の木になるのに早くて50年、からまつだと、70~80年。
いまから植えると2100年に近くなるけど、やらないよりはいい(笑)。
今回の写真展は、好きな写真家の森の写真を見てもらいながら、モア・トゥリーズの活動を知ってもらういいチャンスだと思います。
ぜひ、「森」を知らないひとたちに気づいてほしい。
参加写真家(五十音順)
井上佐由紀、上田義彦、瀧本幹也、田島一成、長島有里枝、naki、新田桂一、M.HASUI、平間 至、広川泰士、松江泰治、MOTOKO、森住 卓
PARCO40周年記念
more treesチャリティ写真展「TOUCH WOOD」展
2009年9月23日(水)まで開催中
パルコファクトリー (渋谷パルコパート1・6F)
東京都渋谷区宇田川町15-1
Tel. 03-3477-5873
10:00~21:00(入場は閉場の30分前まで 最終日は18時閉場)
森づくり参加料|500円 小学生以下無料
主催|株式会社パルコ
企画・制作|more trees、株式会社ライトニング
会場HP|www.parco-art.com
本展覧会公式HP|www.touch-wood.jp