EVENT|東北の子どもたちの絵と一体となった光のオブジェ「希望の翼」が銀座に登場
GILC|ギンザ インターナショナル ラグジュアリー コミッティ
東北の子どもたちの絵と一体となった光のオブジェ35体が登場
銀座初のイルミネーション「希望の翼」
銀座で初となる本格的なイルミネーション「希望の翼」が11月25日(金)から12月25日(日)まで、銀座通りと晴海通りで開催される。震災後最初のクリスマス。銀座の街を彩るのは、東北の子どもたちが“みんなが笑顔になる未来”への想いを込めて描いた絵と一体になった35体の翼のオブジェだ。
文=谷中朋未
子どもたちが“みんなが笑顔になる未来”への想いを込めたイラスト
イルミネーションは、被災地の子どもたちの想いを銀座の街を行き交うひとびとが共有し、未来へと大きく羽ばたかせてほしいと、全銀座会と銀座通連合会、銀座にショップを構える国際的なラグジュアリーブランド13社により組織されるギンザ インターナショナル ラグジュアリー コミッティ(GILC)が企画。銀座通り1~8丁目と、晴海通りの数寄屋橋から銀座4丁目交差点までの目抜き通り沿い1200メートルに、35体の“希望の翼”が出現する。
オブジェは高さ3.9メートルで、「幸福」「愛」「絆」「力」「夢」「未来」の6つのキーワードに合わせて、翼の羽のデザインが異なる。いずれのオブジェの中心にも、光の玉が配され、被災地の宮城県気仙沼市と、岩手県陸前高田市の小学生がワークショップで「みんなが笑顔になる未来」をテーマに創作した絵が描かれている。
また、イルミネーション期間中は、GILCの各ブランド店舗内に募金箱を設置。集まった支援金は、日本ユネスコ協会連盟の「東日本大震災子ども支援募金」をつうじて、被災者支援に当てられる。
被災地の子どもたちの未来への想いや希望が詰まった光の玉を抱いた、今にも羽ばたきそうな翼のオブジェ。銀座の街を照らすまばゆい光に込められた子どもたちの想いを受け止め、明るい未来への一歩を踏み出すイルミネーションとなりそうだ。
GILCに加盟しているブランド
BVLGARI(ブルガリ)、BURBERRY(バーバリー)、Cartier(カルティエ)、CHANEL(シャネル)、dunhill(ダンヒル)、GIORGIO ARMANI(ジョルジオ アルマーニ)、HARRY WINSTON(ハリー・ウィンストン)、HERMÈS(エルメス)、LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)、MONTBLANC(モンブラン)、Salvatore Ferragamo(サルヴァトーレ フェラガモ)、TIFFANY & CO.(ティファニー)、Van Cleef & Arpels(ヴァン クリーフ & アーペル)