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2015年1月22日
EVENT|47都道府県のお土産が集結『創作-ニッポンのお土産』展
EVENT|100人のパッケージデザイナーが考えた47都道府県のお土産
『創作-ニッポンのお土産』展
100人のパッケージデザイナーが、全国47都道府県が誇る素材を自由にもちいて、あたらしいお土産のカタチを提案。その作品を集めた『創作-ニッポンのお土産』展が、2月20日(水)から3月13日(水)まで、千代田区神田錦町の「竹尾 見本帖本店」で開かれる。
Text by YANAKA Tomomi
全作品と作者のコメントを収録したカタログも出版
旅の思い出や記念品として、自分や家族、友人のために贈っても贈られてもうれしいお土産。今回、土地ごとの特産や郷土料理、名所旧跡、伝統行事といったさまざまな“素材”をもちいて、世界に誇るあたらしい日本各地の“架空の”お土産が誕生した。社団法人日本パッケージデザイン協会に所属するデザイナー100人が、自由な発想とそのセンスをフルに生かしてデザインしたものだ。
日本最大の湖、琵琶湖を有する滋賀県のお土産には濃淡さまざまな水色のみの鉛筆がセットになった「水色えんぴつ」や、福井県はコメ粒をかたどった容器に入れられた「幸福井米」など……。それぞれの地域の文化などが反映されたユニークかつ存在感のあるお土産が、北は北海道から、南は沖縄まで並ぶ。
また、今回の企画を記念し、作品と作者のコメントを収録した『創作-ニッポンのお土産』展作品カタログも六耀社から刊行され、会場でも販売されるという。
100人のパッケージデザイナーの作品はもちろん、地方の意外な名産品をじっくり眺めるもよし、自分の故郷をチェックしてみるのもよし。デザインとその発想でぐっとスタイリッシュになるお土産。その魅力を再確認できること請け合いだ。