クロスジェンダーな魅力が光る2015-16年秋冬コレクション第2弾|ithelicy
ithelicy|イザリシー
性別を問わない遊び心たっぷりのデザインに注目
クロスジェンダーな魅力が光る秋冬コレクション第2弾
バッグに求められるモード感とベーシックさのバランスを絶妙にとりながら、ジェンダーを超えて使いこなせるスタイルを提案するバッグブランド「ithelicy(イザリシー)」。9月につづいて10月のデリバリーアイテムを紹介する。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
イザリシーならではのクロスジェンダーの表現
今回紹介するアイテムでとくに注目してほしいのは、上の2ウェイバッグ「CHAS」だ。小ぶりなスクエア型のボディに、カラビナやロープコードでアウトドアなテイストをプラスしたこのバッグ。これから重くなりがちな着こなしにさらりとアクセサリー感覚でコーディネートできるのはもちろん、今シーズン、イザリシーが注目する「着こなしのなかでの“バッグの存在感”」と、男女を超えて使いこなせるユーティリティさを備えたアイテムとなっている。
ストラップやショルダーでより個性的に装う
また、エンボス革を使用した大ぶりなポーチクラッチの「LOLO-II」と「SUSU-II」は、今季のコレクションを象徴するスタッズを編み込んだストラップがポイントとなっている。ストラップが長めなので手首に巻いてアクセサリーふうに持つこともでき、肩にかけてショルダーとしても使えるなど、自由な雰囲気でコーディネートが楽しめる。
ボディの前後にも変化をもたせたトートバッグ「TRAVIS」は、太さの異なる2本のショルダーを備え、滑り落ちない設計となっている。本体にはシュリンク革、部分的に山羊革を使用しているのも特徴だ。
ブランドのアイデンティティをデザインに昇華
荷物を仕分けやすいジップポケットを内蔵したクラッチバッグ「SISKO-II」は、ドイツ製のデッドストックの錠前がポイント。レザーとマッチしたデザインとしてはもちろん、鍵としての機能もあり、貴重品も持ち歩ける。
肩にすっぽり収まるワンハンドルというスタイルを提案する「ALICK」は、本体にイタリア・シュリンク革を使用。保護のため底面にウルトラスエード(人工皮革)を使用し、底部分のパッドが荷物を入れたときに自然なラインを保つ。肩からかけられるように長めのハンドルがついている。
おなじバッグを男性が持ったときと、女性が持ったときのサイズ感やバランス感をルック写真から読み取って、今シーズンの着こなしを完成させよう。
WHEELIE showroom
Tel. 03-5458-7200
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