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2021年9月13日
ファッション誌「PLEASE 16」の付録がすごい!市川孝典さんが描く「CHANEL 2021/22AWコレクション」別冊アートブック!
9月9日発売のPLEASE 16では別冊アートブックが付録に! アーティストの市川孝典さんが描くCHANEL2021/22AWの世界。市川さんがShow movieとアイテムからインスパイアを受け、市川さんの代名詞でもある線香画®️と新手法Scrape Worksでの作品を別冊アートブックとして展開する。
特筆すべきはページ構成の特殊性。通常のページとは異なり、センターで閉じたホッチキスをはずすことで、すべてのページを切らずにピンナップできるのだ。市川さんは「冊子の状態で作品が分断されたページの繋ぎ方もカッコいい」と、鑑賞の仕方もさまざまで良いと言う。
Text by KITAHARA Toru
市川さんは2020年1月TAKAHIROMIYASHITATheSoloist. Autum/Winter 2020 collection でのコラボレーションなどファッション界、ファッション好きにも知る人が多い。本企画はファッションとアートをジョイントさせた贅沢な企画であり、市川さんの作品は印刷物で鑑賞することがなかなかできないものになっているだけに、貴重な一冊となる。CHANELのルックを写真以外のアート作品で見る機会も珍しいものだ。この機会に新しいアーティスティックなファッション体験をしてほしい。
市川孝典さんはこう語る。
「線香画®︎とScrape Worksの技法を使い、フランスのアパレルブランドCHANELによるShow movieのイメージを自分の偽りの記憶として、また衣装、アイテムを他者の記憶の残骸、抜け殻に見立て、そこにいたであろう痕跡をなぞるように紙上に再構築し再出現させる試みをしております」
そこには市川さんの制作のテーマでもある「記憶と時間」その揺らぎと共に市川が感じ取ったまったく異質なCHANEL2021/22AWコレクション体験ができるはず。
CHANELのルックを美術作品として描き下ろした貴重な一冊となった。
CHANELのルックを美術作品として描き下ろした貴重な一冊となった。
2021年9月9日発売
「PLEASE16」ISBN 978-4-908722-17-2
- 価格1650円(本体1500円+税)
- 問い合わせ:PLEASE Co.,Ltd www.please-tokyo.com
- Mail: info@please-tokyo.com
市川孝典 (KOSUKE ICHIKAWA)美術家
13歳の時に、鳶職で貯めたお金をもって、あてもなく単独でニューヨークへ渡る。
アメリカやヨーロッパ各地を遍歴する間に、絵画に出会い、後、様々な表現方法を用いて、独学で作品制作に取り組む。
また、音楽や映像など表現の場を変えながら各界の奇才たちとの交流を通して、活動や表現方法の幅を広げていく。
帰国後、線香の微かな火をつかって絵を仕立てる新しいスタイルで発表した作品は、「現代絵画をまったく異なる方向に大きく旋回させた<線香画®️/Scorch Paintings>」と称され、次世代の新しい現代美術としてメディアに大きく取り上げられる。
現在は、60種類以上の線香を、温度や太さなどで使い分け、一切の下書きなしに少しずつ紙を焦がしながら絵を描いている。
その類まれなる体験をした少年期のうすれゆく記憶をもとに、線香の微かな火の焦げ跡で仕立てられる作品「線香画®️/Scorch Paintings」のほか、幾層もの色のレイヤーを削り出し描く「Scrape Works (スクレープ・ワークス)シリーズ」、「Scratch Works (スクラッチ・ワークス)シリーズ」など、独自の絵画スタイルを確立し、国内外で熱い注目を浴びている。
作家HP : http://www.ichikawakosuke.com
instagram : @kxixdxs
13歳の時に、鳶職で貯めたお金をもって、あてもなく単独でニューヨークへ渡る。
アメリカやヨーロッパ各地を遍歴する間に、絵画に出会い、後、様々な表現方法を用いて、独学で作品制作に取り組む。
また、音楽や映像など表現の場を変えながら各界の奇才たちとの交流を通して、活動や表現方法の幅を広げていく。
帰国後、線香の微かな火をつかって絵を仕立てる新しいスタイルで発表した作品は、「現代絵画をまったく異なる方向に大きく旋回させた<線香画®️/Scorch Paintings>」と称され、次世代の新しい現代美術としてメディアに大きく取り上げられる。
現在は、60種類以上の線香を、温度や太さなどで使い分け、一切の下書きなしに少しずつ紙を焦がしながら絵を描いている。
その類まれなる体験をした少年期のうすれゆく記憶をもとに、線香の微かな火の焦げ跡で仕立てられる作品「線香画®️/Scorch Paintings」のほか、幾層もの色のレイヤーを削り出し描く「Scrape Works (スクレープ・ワークス)シリーズ」、「Scratch Works (スクラッチ・ワークス)シリーズ」など、独自の絵画スタイルを確立し、国内外で熱い注目を浴びている。
作家HP : http://www.ichikawakosuke.com
instagram : @kxixdxs