「PLEASE 16」で宮沢氷魚さんがCOMME des GARÇONS HOMME PLUSを着て登場! 映画『ムーンライト・シャドウ』公開でますます注目を浴びる宮沢さんインタビュー!

Jacket ¥231000 by COMME des GARÇONS HOMME PLUS photography, styling by Toru Kitahara hair and makeup by Takeo Arai

FASHION / FEATURES
2021年10月7日

「PLEASE 16」で宮沢氷魚さんがCOMME des GARÇONS HOMME PLUSを着て登場! 映画『ムーンライト・シャドウ』公開でますます注目を浴びる宮沢さんインタビュー!

ファッション誌「PLEASE」の16号では宮沢氷魚さんが川久保玲さんが手がけるメンズブランドの最高峰コム デ ギャルソン・オムプリュスのモードな服をまるで普段着のようにさらっと着こなしてくれた。そのインタビューでは映画『ムーンライト・シャドウ』について語ってくれた。自身の生い立ちを思い出しながら、「等はぼくの延長線上にありました」と繊細に語る注目のインタビュー。

Text by KITAHARA Toru|Photography, styling by KITAHARA Toru (Fashion shooting)

美しい映像の中で演じ手は美しく存在している。体温が少しだけ感じにくいのは、小説家が用意した装置でもあるのかもしれない。そんな印象の映画『ムーンライト・シャドウ』に宮沢氷魚さんは主人公(小松菜奈さん演じる「さつき」)の彼氏「等」をまるで小説から出てきたかのように演じ切っている。
吉本ばななさんの『ムーンライト・シャドウ』は身近な人の死からどう乗り越えるか、がテーマと言われる。小説に出てくる等を宮沢さんはどう対峙したのか?
Cape ¥297000 by COMME des GARÇONS HOMME PLUS
photography, styling by Toru Kitahara
hair and makeup by Takeo Arai
「役作りという意味ではやりやすかったかもしれません。原作を読んだときも、等に自分に近いものを感じました。ぼくは3人兄弟の長男で、下のふたりが自由に暮らしている中で、ぼくが家族のバランスを取ろうとして、自分を犠牲にしてきたことがありました。自分の感情ややりたいことを押し殺して、それでも笑顔でいるような感じでした。映画の中のシーンで等がなんとも言えない表情を見せるのですが、そこに等の闇というか、家族のバランスが崩れるから自分を押し殺す一面に自分を重ねられました。等はぼくの延長線上でした」
小松さんとのやりとりも多くを語るわけではなく、映像の美しさが際立つものに仕上がっている。そこに演じ手は表情、そして空気感を持って挑んでいるようだ。
「言葉を足さずに世界観を考えすぎずに作品は作られていきました。だから、スッと入ってくる感じになっていれば良いと思っています」
続きと別カットをご覧になりたい方はPLEASE 16にて。全国の書店でもご注文できます。またはAmazon https://www.amazon.co.jp/dp/490872217X?ref=myi_title_dp まで。
「PLEASE 16」より。
©2021 映画「ムーンライト・シャドウ」製作委員会
宮沢氷魚(みやざわ・ひお)
1994 年4月24日アメリカ・カリフォルニア州サンフランシス コ生まれ、東京都育ち。
「MEN'S NON-NO」(集英社)専属モデル。
2017年、TBS系ドラマ「コウノドリ」第2シリーズで俳優デビュー。以後、NHK連続テ レビ小説『エール』、「偽装不倫」、映画「騙し絵の牙」などに出演。初主演映画「his」では 第 12 回TAMA映画賞最優秀新進男優賞、第45回報知映画賞新人賞、第42回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞、第30回日本映画批評家大賞新人男優賞を受賞。舞台に「BOAT」「豊饒の海」「CITY」「ピサロ」。
2022年前期 NHK 連続テレビ小説「ちむどんどん」への出演を控える。
問い合わせ先

COMME des GARÇONS HOMME PLUS
Tel.03-3486-7611 (COMME des GARÇONS)

                      
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