orgabits|ピュアな感性が息づくオーガニックコットンの服
orgabits|オーガビッツ
『アトリエ・エレマン・プレザン プロジェクト』でフラボアとコラボ
ピュアな感性が息づくオーガニックコットンの服
繊維専門商社の豊島が展開するオーガニックコットンブランド「オーガビッツ」は、ダウン症の作家たちによるアートスペース「アトリエ・エレマン・プレザン」の支援プロジェクトを継続して推進してきた。今回は、「FRAPBOIS(フラボア)」とのコラボレーションで、春夏向けのアイテムを6月8日(土)から全国のフラボアショップで発売する。
Text by IWANAGA Morito(OPENERS)
オーガニックコットンの普及を目指して
農薬や化学肥料を3年以上まったく使用していない農地で有機栽培された綿花、「オーガニックコットン」。その需要が高まることで、土壌汚染や環境問題などが懸念される従来の方法による綿花栽培が、改善されていくことが期待されている。
しかし現状では、オーガニックコットンは市場に出回る綿花全体の1パーセント程度。オーガビッツは、オーガニックコットンの需要を無理なく高めていくために、豊島から購入したオーガニックコットンを10%以上使用する製品を「オーガビッツ®」ブランドとして推奨し、販売している。
オーガビッツが展開する『アトリエ・エレマン・プレザン プロジェクト』
そして「アトリエ・エレマン・プレザン」は、1990年に三重県・伊勢志摩と東京・世田谷区に開設したアトリエ。5才から33才までのダウン症の作家、総勢約50名がアトリエに通い、絵画を中心とした造形活動をおこなっている。ダウン症の人たちが共通してもつセンスを美術の視点からとらえ、心の向くままに芸術作品を制作できる環境をつくり、社会へと発信する目的で活動している。
2011年からスタートした『アトリエ・エレマン・プレザン プロジェクト』は、オーガビッツが継続的におこなっている支援プロジェクトだ。これまでも、さまざまなファッションブランドと協力してオリジナルのアイテムを企画し、売り上げの一部をアトリエ・エレマン・プレザンの運営資金として寄付してきた。
今回のパートナーは「フラボア」。オーガビッツのコットンを使用したフラボアのアイテムに、アトリエ・エレマン・プレザンによる色彩豊かなグラフィックがほどこされた、Tシャツやバッグなどを展開していく。春夏向けのアイテムとして、メンズ、レディス、キッズと、幅広くラインナップする。
オーガビッツ事務局
Tel. 03-4334-6100