シューズブランド「オルフィック」の2015春夏コレクション|ORPHIC
ORPHIC|オルフィック
ドレススタイルのハズしからカジュアルまで、さまざまなシーンに対応
シューズブランド「オルフィック」の2015春夏コレクション
「ORPHIC(オルフィック)」は、デザイナーのTakayoshi Shirakawaにより2011春夏シーズンにスタートしたシューズブランド。“シーンを選ばないニュートラルなシューズ作り” を目標に、長時間履いても疲れにくく、履き心地の良いシューズを展開している。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
ありそうでなかった風貌と佇まいのプロダクト
今シーズンの「オルフィック」のテーマは、“From asphalt to forest and even on the carpet. (アスファルト、森林、そしてカーペットの上まで)” 。ドレスルックのハズしからカジュアルの抑えまで、さまざまなシーンに対応するモデルをラインナップし、ありそうで存在しなかった風貌と佇まいのプロダクトを揃える。
新登場するサンダル「CG」は、特徴的なソールとパーツによりホールド感を強化。甲部分に伸縮性のあるプロテクションを装備し、インソールには履き心地を考慮してEVA(低反発システム)ソールを採用している。
レザーシューズとスニーカーの中間をいく表情のモデル「VALLIAN」も今シーズンの新作。ストレートチップのフォルムにサイドパーツを取り付け、クッション性をソールで強化。インソールのは、先述のCGと同様の素材を使用している。
“靴をベースとしたスニーカー” というアプローチ
最新のコレクションには、スリッポンタイプの「SRUB」も登場。ヒールにアッパーと異なる素材を使用し、カラーバリエーションを展開。クッション性をソールで強化し、履き口のホールド感は伸縮素材でキープしている。
定番モデルにも注目したい。「OPINE」は、シンセティックレザー、スエード、メッシュ(一部モデル)を使用したシューズ。VIBRAM社トップスペックのソールを使用したモデル「HELLION」に、さらに上質な素材をほどこした「HELLION PREMO」シリーズは、ブラックのアッパーに2色のソールでカラーを展開し、ネイビーはヌバックとのコンビネーションとなる。同モデルでは、ヌメ革をチョイスしたタンカラーに、ガラスレザーをタンニング加工したブラウンも登場。「HELLION」は、リアルレザー以上の質感と品質をもつ欧州車の内装などにも使われるマテリアルを配したモデル。ソールにはVIBRAM社の最高スペックを誇る「FASTERソール」を採用し、アッパーとのコンビネーションのカラーが楽しめる。
またオルフィックは、「ジョン ローレンス サリバン」や「ミスタージェントルマン」「フェノメノン」などさまざまなブランドと共作プロダクトを手がけたり、ショップ「1LDK」の別注カラーや、ファッションイベント「VERSUS TOKYO」のポップアップイベントへの参加など、コラボレーションも積極的におこなっている。
ORPHIC
http://orphic.jp