J. M. Weston|ケイスリー・ヘイフォードとのコラボシューズを発売
J.M. Weston invite Charlie Casely-Hayford|
ジェイエムウエストン インバイツ チャーリー・ケイスリー=ヘイフォード
伝統をモダンに再解釈したコラボレーションシューズ
1891年の創業以来、時代を超越したフレンチエレガンスを提案しつづけるシューメーカー「J.M. Weston(ジェイエムウエストン)」が、イギリス人デザイナーのチャーリー・ケイスリー=ヘイフォードとコラボレーションしたシューズが誕生した。5月末から世界各国のジェイエムウエストン ブティックで発売される予定だ。
Text by KUROMIYA Yuzu
フレンチエレガンスとイギリスのウィットが融合
幼い頃より、父であり大英帝国勲章を受賞したデザイナー、ジョー・ケイスリー=ヘイフォードから刺激を受けてきたチャーリー・ケイスリー=ヘイフォード。伝統を継承し父と息子の絆を尊重するという精神性をもつシューメーカー、ジェイエムウエストンは、チャーリーのこの姿勢に感銘を受けたという。
そしてクリエーションディナーの席で、ジェイエムウエストンのアーティステックディレクターであるミッシェル・ペリーとチャーリーは、互いのモノづくりにおける共通点に気づく。それは、時を超えた男のエレガンスを確立すべく、伝統的なノウハウを尊重しながら時代とともに変化するスタイルを受け入れている点だった。そのシンパシーから生じた深い結びつきにより、今回のコラボレーションが実現したのだ。
コラボレーションモデルは、1930年代に作成されたアイコン的なジェイエムウエストンのスタイルを再考。狩猟などのアウトドアを好む英国貴族の暮らしを彷彿させる、スポーティシックなスタイルからインスピレーションを得て製作された。
チャーリー・ケイスリー=ヘイフォードは、英国紳士のスリーピース・スーツに伝統的にあしらわれてきたプリンス・オブ・ウェールズ・チェックを再解釈。独自のひねりをくわえたパターンを考案し、キッドレザーに配した。ダブルソール・ダービーとリミテッドエディションのトリプルソール・ダービーにアッパーとして採用され、白と黒のコントラストが美しいチェックと、黒のトーン・オン・トーンチェックの2色で展開する。
また、J.M ウエストンのアイコンであるローファーも、キルティング加工のシルキーカーフスキンを用いて現代的にアレンジ。ローファーのタブとエッジングはツヤのあるボックスカーフスキンを使用することで、シルキーカーフスキンとのコントラストを強調しているのが特徴だ。カラー展開はブラックとネイビーのほか、スペシャルオーダーモデルとしてレッドも登場する。
J.M. Weston invite Charlie Casely-Hayford
5月末から世界各国のジェイエムウエストン ブティックで発売
J.M. Weston AOYAMA
Tel. 03-6805-1391