Woolrich|Chapter01 ウールリッチの歴史的名品は、一生もののダウンジャケット!
Woolrich|ウールリッチ 生誕180周年記念
38年ぶりに生まれ変わるウールリッチの歴史的名品は
一生モノのダウンジャケット
アメリカ最古のブランドといわれるウールリッチが、生誕180周年を迎える。伝統と品質、そして地に足のついたあたたかみのあるモダンなイメージが支持され、人気を博している要注目ブランドだ。
Text by OPENERSPhoto by JAMANDFIX
アメリカ最古のアウトドアブランド ウールリッチを再確認
1830年、イギリス移民のジョン・リッチ2世が、アメリカ初の毛織工場を設立したことから歴史がはじまりました。当初は馬車で生地を売り歩き、やがてソックスやひざかけなどの自社製品を開発。南北戦争中は北軍のためにブランケットを製造、その後ハンター用ジャケットやパンツなど多くの新製品を生み出していきました。さらに第二次世界大戦は莫大な需要をウールリッチの工場にもたらし、やがてアメリカ社会において“原料(羊毛)から製品までの一貫生産をおこなえる、もっとも信頼ある会社”として名を広め、ウールリッチはアメリカを代表するブランドへと成長しました。また、アメリカを代表するチェック柄といえば“赤×黒”のバッファローチェックですが、この柄はもともと狩猟のさいにハンター同士の誤射を防ぐためにウールリッチにより開発され、現在もブランドのアイコンとして親しまれています。
その歴史的ベストセラーといえば、「アークティック パーカ」。これは、1972年に極寒の地、アラスカでのパイプラインの建設用に、マイナス40℃の環境にも耐えうるダウンジャケットとして開発され人気となり、全米のアウトドアーズマンに愛されつづけてきた名品である。近年、「アークティックパーカ」はアメリカのみならず、ファッション大国、イタリアで大ヒットを記録している。
そして今秋、創業180年という特別な年に、じつに38年ぶりに「アークティック パーカ」がリニューアルされ、ふたつの「ニュー アークティック パーカ」が誕生した。注目すべき点は、デザイン上の変更はまったくといっていいほどされていないことだ。ダウンの分量とパターンが調整され、しかもロングとショートの着丈が選べるようになり、タウンユースとしての最適なバランスを有している。
写真は着丈が短いタイプの「ニューアークティック パーカ ショート」。オンにもオフにも活用できる汎用性の高さが魅力的で、日本人の身長や体形にも似合う絶妙なサイズ感は、実際に袖をとおしてたしかめてほしい。この飽きのこないあらたな名品は、一着はもっておきたい男の一生モノといえるであろう。アークティックパーカ8万9250円
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