JOHN LOBB|“パーソナルスタイル”にグローブが新登場
JOHN LOBB|ジョンロブ
靴から発想されたユニークなネクタイとともにラインナップ
“パーソナルスタイル”にグローブが新登場
今年もいよいよギフトシーズンの到来、ギフトにもぴったりのジョンロブの新作を紹介しよう。といっても靴ではなく、今秋デビューし、ジョンロブで早くも人気の“パーソナルスタイル”ネクタイにつづく、インナーグローブを備えた手袋のという新ラインナップだ。ネクタイとおなじく、ジョンロブCEOルノー・ポール=ドーファン氏に、デビューの背景を訊いた。
Interview by SUZUKI FumihikoText by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by TAKADA Miduho
「観音開きのギフトボックスをうまく使ってください」
──今回デビューするグローブにはなぜ、インナーグローブが用意されているのですか。
これはソックスのイメージです。靴にはソックスが必要でしょう。だからグローブにも、ソックスにあたるインナーグローブを用意しました。グローブと一緒に使うものなので、薄手で、手にフィットして、暖かく、つけ心地もとてもいいものです。
──また、ギフトボックスの存在も、今回のパーソナルスタイルの特徴的なところではないですか。
このギフトボックスは、見ればわかるように小さなシューボックスといえるようなものです。靴との統一感があるところもポイントです。
観音開きのギフトボックスなら2セットのグローブが入りますから、インナーグローブとグローブという組み合わせでもいいですし、インナーグローブをセットしてグローブを2種類というのでもいいでしょう。お好きなように使ってほしいです。
CEOが語る、今年のジョンロブのラインナップ
──お話を聞くかぎり、パーソナルスタイルはこれで完結というわけではないように思いますが……。
先の話をする前に、まず今回のパーソナルスタイルを使っていただき、ジョンロブのストーリーをシェアしていただく、それが大切です。もちろん、この先のアイデアはありますが、まだそれを話すタイミングではないでしょう。それに、いうまでもないことですが、ジョンロブのメインは靴です。
──では10月25日に発売されたイヤーモデル、そしてフィリップIIについてお話を聞かせてください
今年のイヤーモデルはラストも新鮮で、あたらしい色味も特徴です。この色の表現はジョンロブならではの技術です。
また、フィリップIIは、ダービーとローファーを追加。以前のオックスフォードと合わせて、3バリエーションとなったわけです。フィリップIIは威厳があり、美しい、ジョンロブのアイコニックなシューズです。
──アストンマーティンとのコラボレーションシューズ「WINNER SPORT」は第2弾が登場しました。個人的には、以前よりもアストンマーティンらしいと思うのですが。
ジョンロブとアストンマーティンのコラボレーションは、非常にポジティブな反響をよんでいます。デザイン、クラフツマンシップ、品質、スポーティネス、エモーション……いろいろな価値が、ジョンロブとアストンマーティンに共通しているのだと思います。
第2弾となる「WINNER SPORT II」も、やはりアストンマーティンファンから好評です。デザインがエキサイティングになったことも特徴ですが、以前とくらべると、ラストがすこし余裕のあるものになりました。やわらかく履き心地がいいので、ドライビングにもウォーキングにも適していますよ。
──日本限定モデル「LOPEZ」と「MORTON」や、ソワレコレクションとして登場する「ODESSA」と「CALISTO」は、華々しい一方で、スムーズでクラシックな印象も受けます。
ジョン ロブ ジャパン
Tel. 03-6267-6010
http://www.johnlobb.com/jp