Continuer|90年代「Ray-Ban」メタルシリーズを再解釈
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90年代に生産されていた当時のメタルシリーズを数量限定で5型販売
90年代「Ray-Ban」メタルシリーズを再解釈
アイウェアブランド「Ray-ban(レイバン)」の代表モデルといえば、セルフレームの「WAYFARER」やコンビネーションの「CLUBMASTER」などがあるが、コンティニュエが今シーズン注目しているのは1990年代のメタルシリーズ。コンティニュエが提案する秋冬のスポットアイテムとして、「90's Ray-Ban」が10月5日(土)より発売される。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
ティアドロップからはじまるレイバン・ヒストリー
1920年にバルーンで大西洋を横断したアメリカ空軍のジョン・マクレディ中佐は、その最中に紫外線によって目に大きなダメージを負った。彼がBausch & Lomb(ボシュロム)社に「目を確実に保護し、かつエレガントなサングラス」を依頼したことを契機に、1937年、Ray-Ban(レイバン)がスタート。最初に作られたのが、ゴールドのメタルフレームにグリーンレンズのティアドロップで、クラシックメタルの原型となった。
すぐに米空軍のパイロットたちがこれを身につけたが、第二次大戦中、フィリピンのビーチに降り立ったダグラス・マッカーサー元帥がこのサングラスを着用している写真が当時のアメリカの新聞に載ったことから、アメリカ中のひとがこのサングラスの虜になった。
そしてブランド設立から62年の時を経た1999年12月、ボシュロム社はレイバンブランドの経営権をルクソティカ社(イタリア)に売却。それ以後のレイバンは、アメリカ製ではなく、イタリア製もしくは中国製となった。
数量限定で発売される5型のレンズはすべて強化ガラスを使用
1960年代までの初期のレイバンは、レンズにはBausch & Lombの頭文字の「BL」の砂打(※砂打とは、テンプルとリムを繋ぐ部分=智に、砂のような細かい粒子を吹き付けて印を付けること)も何もなく、1970年代モノは、BL砂打が90度傾いて付いているモノがあったり、あるいはBL砂打だけでホワイトのRAY-BANプリントがないモノもある。BL砂打がレンズの上部にあるモノもこの時期のモノだ。
1980年ごろ以降に作られたレイバンにはすべて「BL」砂打が両レンズにあり、多くはホワイトの「RAY-BAN」プリントが右レンズ上部に付されている。トラディショナルズシリーズなど90年代の一部モデルにはホワイトではなくゴールドの「RAY-BAN」プリントが右レンズ上部にある。
1990年代のボシュロム社時代終焉にかけて、あまり脚光を浴びることがなかったメタルフレームも、今はメタル回帰のトレンドとも相まって人気で、今回コンティニュエでは、シンプルなラウンド型とサイズ感からスタイリングに取り入れやすい「ROUND METAL」を中心に、1990年代に生産されていた当時のメタルシリーズを数量限定で5型発売。レンズはすべて強化ガラスを使用している。
「90's Ray-Ban」
発売|2013年10月5日(土)~
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