進化を止めない伝説の眼鏡デザイナー｜Lawrence Jenkin Spectacle Maker

Lawrence Jenkin Spectacle Maker｜ローレンスジェンキンスペクタクルメーカー

日本での展開は、ブリンク外苑前とブリンクベースのみ

1970年代にイギリス眼鏡界の黄金期を支え、老舗ブランド「アングロアメリカンオプチカル」のデザイナーとして名を馳せた「ローレンス・ジェンキン」。氏が2014年にスタートさせた「Lawrence Jenkin Spectacle Maker」は、古き良きイギリスの眼鏡作りの復興と言われている。この度、オリジナルコレクションにマイナーチェンジを施した「Original Collection V2」をリリースする。

Text by WAKABAYASHI Satsuki

78歳にして眼鏡のデザインから製造までを自身の手で行う、ローレンス・ジェンキン。かつてはデザイナーとして大量生産の恩恵にあずかってきたが、現在は家内制手工業に近い手法で、ロンドンの小さな工房で眼鏡作りをしている。

自身の名を冠した「Lawrence Jenkin Spectacle Maker」は、2014年にスタート。「Original Collection」として定番のデザインのみを製造・販売している。

6年にわたりロングセラーとなっていたが、デザイナーとして「優れた造形美はアップデートを受け入れる」という信念のもと、自身の眼鏡を見直すことに。こうして改良を加えた「Original Collection V2」が完成した。