使用済みの500mlペットボトル約2本が、ひとつの眼鏡フレームに｜PLAGLA

PLAGLA｜プラグラ

年間800トンにも及ぶという、海に廃棄されるプラスチックゴミ。この現実にしっかりと向き合い、“ゴミ自体を減らす努力をしなければ問題は解決しない”という想いから、リサイクル技術を駆使した眼鏡/老眼鏡ブランドが誕生した。それが「PLAGLA」だ。

Text by WAKABAYASHI Satsuki

国内のリサイクル技術を駆使し、地球に優しい眼鏡/老眼鏡を提案する新ブランド「PLAGLA」が、今春に産声を上げようとしている。

フレームの原料は使用済みのペットボトル。ひとつのフレームにつき、500mlペットボトル約2本が使用されている。生産を手掛けているのは、日本製メガネの生産シェア9割を誇る福井県鯖江市の工場だ。

なお、「PLAGLA」のフレームは使い古された際、食器トレーやメガネケースなどに再度リサイクルが可能である。

さらに驚きなのはレンズにおいても環境への配慮がなされている点。自然に還る生分解性バイオポリマーを使用した「BD8 BIO LENS」は、地中や海に処分されると、微生物により二酸化炭素、水、バイオマスに生分解され、5年以内には完全に分解され植物の天然肥料になるという。

もちろん品質としても優れ、紫外線は99%カット、クリアな視界と高い耐久性/耐衝撃性を兼備している。

ローンチとしてスクエアタイプの「PG-01」とラウンドタイプの「PG-02」がリリース。両モデルにはブルーライトカット機能付きレンズ（度なし）が付き、さらに4種類の老眼レンズから選ぶことができる。

なお売り上げの一部は公益財団法人「海の羽募金」に寄付される。

PG-01（スクエアタイプ）

PG-02（ラウンドタイプ）

※老眼レンズの度数は「+1.0」、「+1.50」、「+2.0」、「+2.50」

問い合わせ先

クラウドファンディングサイトMakuake
https://www.makuake.com/project/plagla/