写真家の藤原聡志とのコラボレーションシリーズ「Code Unknown」が発売|ISSEY MIYAKE MEN
ISSEY MIYAKE MEN|イッセイ ミヤケ メン
特別展示「Code Unknown」も開催
写真家の藤原聡志とのコラボレーションシリーズ「Code Unknown」
「日本の若手写真家を世界へ」をスローガンに掲げる写真家の登竜門、ジャパンフォトアワード2014。このステラ・スッチ賞を受賞した、写真家・藤原聡志氏と「ISSEY MIYAKE MEN(イッセイ ミヤケ メン)」のコラボレーションシリーズ「Code Unknown」が7月1日(水)より登場。同ブランドの銀座松屋店、池袋西武店、渋谷西武店、京都髙島屋店では7月8日(水)より販売される。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
作品を落とし込んだダイナミックなプリント
「Code Unknown」は、藤原聡志氏のミヒャエル・ハネケ(オーストリアの映画監督 ・脚本家)へのオマージュ作品で、個人を特定できない絶妙なラインを狙い、撮影と編集をおこなった作品群。「イッセイ ミヤケ メン」では、これらのなかから3作品をインスピレーション源に、シャツ、Tシャツ、バッグへとダイナミックにプリントをほどこした。
さらに、阪急メンズ大阪では8月29日(土)より、藤原氏の作品からあらたに3点追加し、このショップだけのオリジナル商品を展開する。
特別展示「Code Unknown」にも注目
写真家の藤原聡志氏は、1984年兵庫県生まれで、大阪芸術大学芸術学部卒業後は、東京でグラフィックデザイナーとして働いた後、2012年に拠点をベルリンに移して写真家の活動を始め、昨年ジャパンフォトアワード 2014を受賞した。
「Code Unknown」シリーズの発売を記念して、東京・銀座の「ELTTOB TEP ISSEY MIYAKE / GINZA」にて7月2日(木)より特別展示「Code Unknown」を開催する。
イッセイ ミヤケ メンとのコラボレーションの過程で藤原氏が改めて実感したのは、無許可どころか本人も気づかず撮影されることで肖像権を侵害することもある写真というメディアの危険性と、撮影方法、デジタル画像処理などによりこの問題を超えることのできる写真というメディアの可能性だという。
今回の特別展示では、そのシンボルの一つとして、個人を特定しづらいように画像処理されたポートレイトをデジタルに複製しつづけるという表現を選択。それを店内に氾濫させることで、撮影地であるベルリンで藤原が感じた雑多な雰囲気をつくりだす。
特別展示「Code Unknown」
期間|7月1日(水)~8月5日(水)
場所|ELTTOB TEP ISSEY MIYAKE / GINZA
東京都中央区銀座4-4-5
Tel. 03-3566-5225
営業時間|11:00~20:00
http://www.elttobtep.com
ISSEY MIYAKE INC.
Tel. 03-5454-1710
http://www.isseymiyake.com