ラルフ ローレン パープル レーベルのメイドトゥメジャー|RALPH LAUREN PURPLE LABEL
FASHION / FEATURES
2018年3月31日

ラルフ ローレン パープル レーベルのメイドトゥメジャー|RALPH LAUREN PURPLE LABEL

Presented by RALPH LAUREN

RALPH LAUREN PURPLE LABEL|ラルフ ローレン パープル レーベル

「世界に一着だけ」という贅沢な愉しみをかなえる
ラルフ ローレン パープル レーベルのメイドトゥメジャー

ラルフ ローレンのスタイリッシュな感性と最高峰のクラフツマンシップが融合し、至高のワードローブを提供するメイドトゥメジャー サービス。その詳細を知るべく、自身も多くのオーダーを経験してきた編集大魔王・祐真朋樹がラルフ ローレン表参道ストアを探訪。年間数百ユニットのオーダーを受注するスペシャリストに、その全貌と魅力をうかがいます。

Interview by SUKEZANE TomokiPhotographs by SATO Yuki (KiliKiliVilla)Text by HATAKEYAMA Satoko

ハンドメイドの醍醐味は「丸み」と着心地の良さにある

祐真 今日はラルフ ローレンのメイドトゥメジャー サービスについて教えていただければと思います。まず、こちらでオーダーできるのはどのラインのものでしょうか。

スペシャリスト(以下SP) ブランドは「ポロ ラルフ ローレン(以下、ポロ)」と「ラルフ ローレン パープル レーベル(以下、パープル レーベル)」の2つです。

ポロはマシンメイドのみですが、パープル レーベルはマシンメイドとハンドメイドの2種類で制作するアイテムがオーダー可能です。

ポロは今シーズンからアメリカ製になりました。

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パープル レーベルに関しては、ちょうど先日ニューヨークから新しい生地見本が4冊ほど届いたばかりです。

祐真 例えばパープル レーベルでオーダーをお願いする場合、マシンメイドとハンドメイドでは着用感においてどういう違いがあるのでしょうか。

SP ハンドメイドでオーダーされたお客様は「丸みが違う」とおっしゃる方が多いですね。身体に最適に沿うラインだったり、機械では表現できない、人の手が加わった温もりがあることだったり。オーダーを承る私たちも、やはりそこがマシンメイドと大きく違う部分かなと思っています。

肩の動きも収まりがいいですし、ハンドメイドのほうがその方の体型により馴染んでいるように見受けられます。それに、ハンドメイドの着心地を好まれる方は、次回以降もハンドメイドをオーダーすることが多いですね。

祐真 その「丸み」とは、具体的にどういう作業や工程からうまれてくるものなのでしょうか。

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SP こちらに同型でハンドメイドとマシンメイドのジャケットがあるのですが、ご覧になっていただくと仕上がりが一目瞭然かと思います。

ハンドメイドではまず芯地が違ってくるのと、襟付けや袖付けなどのすべての工程を熟練した職人が手縫いで仕立て上げます。

職人による手縫いは縫い糸のテンションがミシンと全く異なり、人の体の動きに対して最大限まで引っ張れるのだそうです。そういう部分も相まって、ハンドメイドにはミシン縫い=マシンメイドと異なる着心地の良さが生まれると言われています。

祐真 AIの時代といわれる現在でも、マシンメイドはハンドメイドに勝てないということですね。では、実際にオーダーする際の段取りとして、来店したら作りたいデザインを選びますよね。ハンドメイドとマシンメイドでは選べるデザインも違ってくるのでしょうか。

SP はい。ジャケットでいうと、マシンメイドにはスクエアショルダーでややブリティッシュなつくりの「アンソニー」というモデルがあります。基本の形がツーボタンのサイドベンツ。ゴージ位置も極端に高くないオーセンティックなデザインです。

この「アンソニー」をベースに、襟の形を変えたり前合わせをダブルにしたり、1つボタンでショールカラーのタキシードにも展開が可能です。ハンドメイドでは、正統派ブリティッシュスタイルの「ドレイク」と、イタリアンテイストが少し加わった「ケント」というモデルがあります。

「ケント」はシルエットの作り方は英国風ですけれど、芯を薄くして軽さを求めるイタリアのテイストが入っています。

祐真さん、もしよろしければハンドメイドの2型をぜひ着てみていただけますか。サイズは46でしょうか?

祐真 僕は47なんです。46だとちょっとキツく感じる体型で……。

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SP そんな方にこそメイドトゥメジャーを強くおすすめしたいですね。いかがですか?

祐真 「ドレイク」は身頃が締まっていて、英国調という感じがすごくしますね。

SP では次に「ケント」を着てみていただけますでしょうか。こちらは襟をショールカラーにしてダブルブレストにしているものです。

祐真 これは着心地がすごくいいですね。「ドレイク」は正統派なだけあって僕にはタイトすぎるかも。「ケント」は着ていてラクだなと感じます。

SP 「ケント」は日本人の顧客はもちろん、海外からの外国人のお客様にも好評です。

祐真 スーツやジャケットだけでなく、ベストだけ、パンツだけ、といった単品でのオーダーも可能ですか?

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SP もちろんです。日常的にスーツを着用するビジネスマンの方はパンツが先に傷んでしまう場合が多いので、はじめからパンツを2本オーダーする方もいらっしゃいます。

パンツは、マシンメイドならノータックのみ。ハンドメイドはそれにツータックのインプリーツが加わります。「既製服とそんなに変わらない価格ならオーダーで自分好みにしたい」という考えのお客様も多くいらっしゃいますね。

表参道ストアでは年に二回、本国からエキスパートを呼んでトランクショー(受注会)をするのですが、その期間中は価格が10%オフになります。そうすると既製服と同価格、なかには既製服よりも安くなる場合もあったりするので狙い目なんです。

祐真 それはすごくお得ですね。だったら絶対にオーダーしたほうがいい!

SP 注文をいただいてから完成まで3ヶ月お待ちいただくのが忍びないのですが「待っている間でも買ったときのワクワクする気持ちを持ち続けられる」と考えてくださっているお客様が多くいらっしゃるのがこちらとしてもうれしい限りです。

RALPH LAUREN PURPLE LABEL|ラルフ ローレン パープル レーベル

「世界に一着だけ」という贅沢な愉しみをかなえる
ラルフ ローレン パープル レーベルのメイドトゥメジャー (2)

「世界に一着だけの服」をつくる喜びをぜひ味わってほしい

祐真 生地選びはマシンメイドもハンドメイドも同じラインナップから選べるのでしょうか。

SP どちらからでも選んでいただけるようにしています。常に1000種類以上の生地見本がありますが、いつもオーダーなさってくださるV.I.Pの方には、エクスクルーシブな生地を特別にお見せすることもあります。なかには、ラルフ・ローレン自身が所有していた生地もあります。

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祐真 (ヴィンテージの生地を触りながら)この生地で仕立てたスーツをラルフ・ローレンさんが着ていたのを写真で見たことがあります。中に黒いタートルネックセーターを合わせて、それがまたカッコいい。

SP お客様のなかには、毎シーズン、紺色のみをオーダーする方もいらっしゃいますよ。無地しかオーダーなさらないのですが、クローゼットにブルーの濃淡が揃うのを楽しんでいらっしゃるようで。

祐真 無地の紺しか着ないなんて、ある時代の加藤和彦さんのよう。おしゃれで粋な方ですね。

SP あとは職業でいうと、有名企業の社長さんや弁護士の方、お医者様も多くいらっしゃいます。特にお医者様は学会でスピーチする際に必要だからと、パーソナルなものをお作りにいらっしゃいますね。

祐真 確かに人の前に立った時にぴしっとしてないと説得力がないですもんね。

SP 祐真さんもオーダーを数多く経験なさっているとうかがっています。個人的にはどういった生地がお好きなのですか?

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祐真 僕はグレンチェックが大好きなんです。ただ作りすぎてしまって、グレンチェックだけで20着ぐらいあるんです。

それなのにこうやって生地を見ていると、グレンチェックのスーツを作りたくなってくるので困ったものです。

今ちょうど別ブランドでオーダー中のスーツは、無地のウールモヘアで作っています。

春夏だとリネンが好きですが、リネンはまだまだ極めきれてないような気がしています。いくつか作ってはみたんですが、しっくりこないことが多いんですよね。

SP リネンに関しては、一枚仕立てのコートを作られたお客様がいらっしゃいます。今は女性の方もよく一枚仕立てのリネンコートを着ていらっしゃいますけれど、リネンは軽めのコートの素材としておすすめしたいですね。ここでの生地のセレクトに関しては最終的にラルフ・ローレンの承認を得たものだけをピックアップしています。

祐真 オーダーしたものが3ヶ月後に仕上がってきたら、こちらにまた来店して最終のフィッティングをすることになるのでしょうか。

SP おっしゃるとおりです。マシン・ハンドのいずれも、裾や袖はフラシ(仕上げをしていない)の状態でこちらに到着します。お客様が再び来店なさった際にセカンドフィッティングという微調整をしまして、こちらの3階の工房に常駐する職人が最終仕上げをし、完成・お渡しとなります。

祐真 フィニッシュはこの店でやっていただくということですね。やはりすべてにおいて細かい仕様ですね。だからこそお互いのやりとりが大事で、まるでBe Spoke(ビスポーク)を感じさせるメイドトゥメジャーです。

SP さらにここではシャツのオーダーも可能です。襟のデザインは代表的なものだけを店頭に出しているんですが、全部で10種類ぐらいのチョイスがあります。イタリアの工房で全てハンドメイドで仕上げます。

祐真 シャツはオーダーで作ったほうがいいですよね。僕も何度かオーダーで作っていますけれど、オーダーシャツは着ていてもなぜか疲れないでずっと着ていられます。一緒にネクタイもオーダーできたら素敵ですね。

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SP そういう声もお客様から多くいただいているので、企画にあげようとしているんですが残念ながらまだそこまで至っていなくて……。あとは靴やバッグもオーダー可能で、こちらもすべてイタリアの工房で作っています。靴は金具やメダリオンを選べたり、アッパーの素材を変えられます。

祐真 シューキーパーもカッコいいですね。ここまでうかがっているとかなりのオーダー天国になっていますけど、ラルフ ローレンでは、以前からこうやってほぼすべてのアイテムを網羅する形でメイドトゥメジャーをやっていらしたんですか?

SP いえ、ここ数年でずいぶんと体制が整ったという感じです。今は他のブランドさんもオーダーに力を入れていらっしゃいますから、ラルフ ローレンならではのメイドトゥメジャーのサービスを磨き上げていきたいという思いはあります。

祐真 最後にひとつうかがいたいのですが、作り手側からみるメイドトゥメジャーの醍醐味とは一言で表すとなんでしょうか。

SP やはり「世界に一着しかない」ということに尽きるのではないかと思います。その方だけのインディビジュアルな服といいますか、そういったパーソナルなものをご提供できるということに、我々も誇りを持っていきたいと思います。

祐真 全くもってそのとおりですね。じゃあ僕は「世界に一着」の贅沢を、欲張って2着作ろうかな(笑)。

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※ラルフ ローレン パープル レーベルはすべてイタリア製です

問い合わせ先

ラルフ ローレン

0120-3274-20

https://www.ralphlauren.com

           
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