Fashion
2015年3月13日
ハワイからの風を感じて――BAYVI
BAYVI|ベイシックス
ハワイからの風を感じて――
BAYVIのTシャツ
今年日本に上陸したばかりのハワイ発、サーファー・スケーターブランド「BAYVI(ベイシックス)」。日本導入に尽力したのが俳優、坂口憲二やプロサーファー、牛越峰統であったことからも、人気に火がついたブランドである。
ハワイのサーフカルチャーを体感
ハワイというのは不思議なところで、ステレオタイプのチープなイメージをもたれがちなのだが、一度でもかの地を訪れたなら、そうした先入観は覆されることになる。たとえ、日本語が当たり前のように通用するワイキキ滞在しか体験できなかったとしても。
そのいちばんの“裏切り”は乾いた空気。強い陽射しが照りつける真夏でも、木陰に入ってしまえば“地上の楽園”を堪能できるはずだ。のんびり海岸線でも眺めていると、あくせくとした日常の些事は、ほんとうにどうでもいいことに思えてくる。
そんなハワイから生まれたこのブランドが発信するラインナップは、何気ないメッセージを込めたアイテムばかり。ベイシックスはロン、レイラ、ジョージ、そしてブルースの4人が中心となって、多くのデザイナーや、ミュージシャン、トッププロ、ほかにもアマチュアサーファーやスケーターたちからなる“The Sixth Alliance(同盟)”のもと、ハワイから生みだされている。
ちなみにその“同盟”は日本へも広がっている。その一端を担っているのが俳優の坂口憲二だ。
Tシャツの前面に用いられるレタードプリントや写真からも、“キメ”すぎないリラックス感が感じられ、手に取る前から着心地のよさが約束されている、といえば言い過ぎだろうか。
ブランド名の「BAYVI」には“ベイシックス(基本)”という意味合いも当然込められているようだ。いったん袖を通せばあなたのワードローブの基本になるということか。その真意のほどをぜひ確かめてみてほしい。