『Pantarhei(パンタレイ)』の傑作コンドームケース登場!
Fashion
2015年3月11日

『Pantarhei(パンタレイ)』の傑作コンドームケース登場!

これぞ、エキゾチックな懐刀。
『Pantarhei(パンタレイ)』の傑作コンドームケース“A.Y.O.R”

「懐刀」とは、懐中に所持する護身用の小さな刀。現代ならばきっとこんなカタチをしているにちがいないと思わせるのが、『Pantarhei(パンタレイ)』のコンドームケース“A.Y.O.R. (AT YOUR OWN RISK)”だろう。
「あなた自身のリスクにおいて」という名をもつこの男の逸品。ジャケットの内ポケットにそっと忍ばせば、男としての自信とヤル気がきっとみなぎってくる。中身を使えばまさに“男の本懐”である。

Photo by Jamandfix

HIV(エイズウイルス)のニュースがヒント

このユニークなコンドームケース“A.Y.O.R”を考案したのは、パンタレイのクリエイティブディレクター、コオリアキヒトさん。商品化の発想は偶然の産物だという。

「クロコダイルを扱っていて、財布やベルトではないなにか面白いものを創りたいとずっと思っていました。ネットでエイズのニュースを見て、ワニは強力な免疫機構をもつことを知り、それをきっかけに商品化をひらめきました」
ワニは雑菌だらけの湿地の中で致命的な大きな傷を受けても感染症になることはほとんどなく、その血清はHIV(エイズウイルス)を無力化することも証明されている。

「あくまで思いつきでのスタートでしたが、とくに安全面を求められるモノのケースにクロコダイルレザーがぴったりであったことと、高い技術をもつ職人のこだわりが見事に合致してこの商品が誕生しました」

いわゆる「模様取り」は美しさが基準

センターの凸部分が磁石になっている

ミシンを走らせる技術が生んだ逸品

実際にこのコンドームケースを手にとってみると、従来の古い、硬い、成金趣味的な爬虫類アイテムとはちがって、とても洗練された印象を受ける。

「まず、重ねたときの厚みを抑えているのがポイントです。凹凸のある革を細かいピッチで縫い上げていくミシン技術と、コバの丁寧な磨きが、とても洒落た印象を与えます。外は硬派でシャープな印象、中は色気のある曲線使いというコントラストがパンタレイの特徴です。これがA.Y.O.R.では中の革の厚みを抑えることになり、スリム&コンパクトを実現しました。内装には高級ヌメ革であるイタリアの「ブッテーロ」を使用し、発色の美しさにもこだわりました」

カラーは2色展開

爬虫類独特の“柄合わせ”も美しく、柔らかくナチュラルな半ツヤのソフトマット仕上げは、大人の男がもつにふさわしい極上革小物。

「ここまでこだわれるのは、うちがタンナー(なめし工場)だからこそ。日本人の繊細な技術と、それを活かす新しい感覚のデザインで、クロコダイルレザーグッズの新しいジャンルをつくっていきたいと思っています」

エキゾチックレザーを代表するクロコダイルは、ダイヤモンドと同じように持つ喜びを与えてくれるもの。2億年もの間、その姿を変えていないという神秘の動物、クロコダイル。この神聖なる革の王様をいつも身近に感じていたい。

Pantarhei(パンタレイ)

           
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