日本人が手がけた靴
Fashion
2015年5月19日

日本人が手がけた靴

日本人が手がけた靴

photo by Jamandfix

#35 斎藤久夫さんが手がける『TUBE』の名品
TUBE/1982

上の『TUBE』のチャッカブーツは、木型が良くて、履き心地もいい名品です。このタイプは本当に気に入っていて何足か持っています。
斎藤久夫さんはビームス開店の1ヵ月めぐらいにお客さんとして来られてからの知り合いです。当時、たしかポール・スチュアートの顧問をされていて、よくアメリカに出張していて、いろんな情報をもらっていました。
その後『TUBE』を設立されて、展示会をやるようになって、インターナショナルギャラリー ビームスのほか、東京以外のセレクトショップに卸していました。

#36 いまは残念ながら履けません
HIDETAKA FUKAYA/2000

これはフィレンツェで活躍されている日本人靴デザイナーの深谷秀隆さんの手によるものです。
深谷さんは、1999年に自らのブランド『il micio(イル・ミーチョ)』を立ち上げて、2005年にはビスポーク(注文靴)のショップもオープン。セレクトショップや百貨店のバイヤーにとても人気のある靴をつくります。
じつは、ユナイテッドアローズでは扱いがなくて、現地で購入しました。持っているのはこれ1足ですね。
捨て寸の長いとてもきれいな靴ですが、かなり小さめにつくってあって、残念ながらいまは履けません。
日本人の若手靴デザイナーや靴職人はとても増えていますね。たのもしい限りです。
デジタルではないアナログなもので、靴というのは“はまりやすい”ものなのでしょう。皮革というのはそういう魅力ももっています。

#37 ユナイテッドアローズ・ミレニアムコレクション
UNITEDARROWS/2001

2001年の記念モデルは、大塚製靴さんと組んでつくりました。はじめてのコラボでしたが、いい靴をつくるメーカーでしたね。日本の製靴メーカーの実力を知ることができました。これが当時3万8000円で発売したものです。

           
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