Fashion
2015年5月19日
連載・重松 理|「週刊 重松 理」第9回 クルマは、フロントグリルで買う
名言・明言・迷言「週刊 重松 理」
第9回 クルマは、フロントグリルで買う
重松さんが実際に履いてきた靴400余の一部を紹介しながら、“いまを語る”「週刊 重松 理」。第9回で紹介する靴は、重松さんがビームス時代、アメリカ出張でよく買っていたというアメリカの「FLORSHEIM(フローシャイム)」。アメ車好きの重松さんのクルマ論もどうぞ。
語り=重松 理文=OPENERS写真=JAMANDFIX
学生時代から履いていた、お気に入りの“おかめ”
これは、アメリカの老舗ブランド「FLORSHEIM(フローシャイム)」の高級ライン“Imperial(インペリアル)”シリーズの一足ですね。
アメリカに出張に行くとしょっちゅう買っていて、当時たしか3万8000円ぐらいでした。アメリカの靴としてはとても高価で、ブルックス ブラザーズのオールデンのコードバンの靴と、このフローシャイムが高かった。
このコードバンの“おかめ”は気に入って履いていましたね。学生のときから履いていて、ビームス時代もジーンズに合わせたり、おでこ靴の着こなしに近いコーディネイトをしていました。
クルマは、フロントグリルで買う
私は逗子育ちですが、天皇陛下が葉山の御用邸に来るときは、かならずロールロイスのファントムに乗っていました。ファントムは、国家元首や王様、王侯貴族しか乗れないクルマで、その衝撃が忘れられない。あれ以上のクルマはありません。だから、「どんなクルマがほしい?」と尋ねられると、「ロールスロイス」と答えていたものです。
あのパルテノン宮殿を模したフロントグリルが好きなんですね。だから、キャデラックにも乗っていました。ロールス以外は、アメ車ばかり(笑)。私はクルマはフロントグリルで買います。
ユナイテッドアローズ 東日本大震災チャリティプロジェクト
チャリティプロジェクト“MOVING ON TOGETHER!”
次週(9月5日)は「東京スカイツリー」を語ります。