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2022年8月3日
製品寿命を延ばす。環境と人の両目線から考えられたライフスタイルケアブランドが日本上陸|DFNS
DFNS|ディフェンス
オランダ発。製品寿命を延ばすことで人も環境も喜ぶ仕組み
サステナブルの先駆とされるヨーロッパ。そんなヨーロッパ・オランダから、人と環境に配慮したフットウェアやアパレルケア製品を展開する「DFNS(ディフェンス)」が日本へと本格上陸。2022年7月、日本版オンラインストアオープンを皮切りに、主要セレクトショップでの取り扱いも開始する。
Text by HIDAKA Saki
製品ケアに注目。お気に入りを長く使うことが環境配慮に
「ディフェンス」は、2019年にオランダで誕生。ヨーロッパでは、当時からリサイクルやアップサイクルという概念がすでに根付いていたものの、「製品が作られてから使命を終えるまでの、製品寿命をどうやって延ばすか」という点に関しては、どうしても製品を使うユーザーに委ねられる部分が多く、製品を提供する側のブランドやメーカーは、コントロールがしづらい領域とされていた。
「ディフェンス」を創業したArtur van der Kroft(アーサー・ヴァン・デル・クロフト)は、製品のケアを行いその寿命を延ばすことで、ユーザーがお気に入りの製品を長く使うことができれば、環境への負荷も少なくなると考え、「ユーザーの目線に立ったとき、どうすれば製品寿命を延ばすことができるのか」という点に注目して製品を開発。
「ディフェンス」の製品寿命を延ばす工夫の中でも特に注目したいのは、「ディフェンス」独自技術(特許取得)により可能となった、人にも環境にも配慮した先端技術の噴射式スプレーだ。従来のエアゾール缶は、20%の揮発性有機化合物と40%の空気が含まれており、実際の中身は40%ほどしか入っていない。
それに比べて、「ディフェンス」のAiropack®に含まれるのは圧縮された空気のみなので、余分なものを一切含まないスプレーとなっている。近年問題となっている揮発性化学物質の排出を防ぎ、無毒性の内容液のみを放出するので、室内でも安心して使用することができるのだ。
この仕組みのおかげで同じ200mlの容器でも、「ディフェンス」は従来のエアゾール缶の2.5倍に近い容量を実現。内容量の98%までストレスなく使い切ることが可能となった。完全に透明化されたボトルは、内容量の確認が簡単になるだけでなく、製品に対する安全、安心、信頼の証である。
そして特筆すべきは、つま先にできる履きジワを解消するプロテクター「Crease Guards(クリースガード)」。NIKE GRINDというNIKEが手掛けるリサイクル素材を使用したアイテムだ。
工場の廃材や使用期限を過ぎたスニーカーから再生された熱可塑性ポリウレタン(TPU)100% で作られている。柔軟性と通気性に優れ、滑り止めも搭載しているためストレスフリーの履き心地を実現。クリースガードで履きジワを防ぎ、お気に入りの靴を長く履き続けたい。
環境と人の両視点から製品寿命を延ばすことを考えた、新しいライフスタイルケアブランドは日本でも注目が集まりそうだ。
クリースガード
- 容量|2個
- 価格|2530円
フットウェアリフレッシャー
- 容量|150ml
- 価格|1980円
フットウェアプロテクター
- 容量|150ml、85ml
- 価格|2530円(150ml)、1760円(85ml)
アパレル&ハットプロテクター
- 容量|200ml
- 価格|2970円
アパレルロンダー
- 容量|185ml、85ml、35ml
- 価格|2310円(185ml)、1430円(85ml)、1100円(35ml)
デニムロンダー
- 容量|185ml、85ml
- 価格|2420円(185ml)、1430円(85ml)
フットウェアクリーナー
- 容量|185ml
- 価格|1870円
フットウェアクリーニングキット
- 容量|クリーナー(90ml)、プレミアムクリーニングブラシ、マイクロファイバークロス
- 価格|2970円
アパレル&フットウェアクリーニングワイプス
- 容量|6枚
- 価格|880円
アパレル&フットウェアクリーニングワイプス
- 容量|30枚
- 価格|1760円
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