LIVING MOTIF|デザインスタジオ「22 Design Studio」に注目
DESIGN / PRODUCT
2015年1月14日

LIVING MOTIF|デザインスタジオ「22 Design Studio」に注目

LIVING MOTIF|リビング・モティーフ

コンクリートの質感と手触り、オブジェのような要素をあわせもつ陰翳が印象的

デザインスタジオ「22 Design Studio」に注目

都市という構造はあらゆるモノがコンクリートと鉄鋼から成り立っている 台北で活動するデザインスタジオ「22 Design Studio」が、建築や都市型の生活のなかにヒントを見つけ発表したコンクリートシリーズ。六本木・リビング・モティーフに入荷した。

Text by KAJII Makoto (OPENERS)

建築・環境・時間、さまざまな想いがコンセプト

「22 Design Studio」は、2005年に、当時大学生だったショーン・ユー(Sean Yu)氏と、妻のイーティン・チェン(Yiting Cheng)さんによって設立された、プロダクトデザインスタジオ。人間の生き方や環境、価値感など、さまざまな想いをコンセプトに詰め込んでいるのが彼らの特徴だ。このコンクリートシリーズでは、コンクリートの質感と手触り、オブジェのような要素をあわせもつ陰翳が印象的なアイテムをラインナップ。商品はすべてスタジオで手作りされている。

「4th Dimension Table Clock」

光や影が変わることで時間が分かる3D時計

「Tangram City Sculpture」は、7つのパーツ(オフィスビルやアパートメント、ミュージアム、公園、住宅、倉庫、工場)から構成され都市計画、彫刻、ゲームなど、さまざまに捉えることのできるタングラム。現代建築と都市環境への視点から、中国の古典的なパズルをもとにデザインされている。一見単純に見えるが、幾通りもの組み合わせが生まれ、そのおもしろさと深さに気づかされる。

「4th Dimension Table Clock」は、螺旋状に構成された表面の明暗が変化することで、時間という概念を心に描き、4次元の感覚を呼び起こしてくれる。

彫刻のような姿の美しいボールペン「Contour Rollerball Pen」は、その重さがブレを防ぎ、正確にペンを運ぶことができる。

リビング・モティーフ

東京都港区六本木5-17-1
AXISビル B1F, 1F, 2F
Tel. 03-3587-2463
営業時間|11:00~19:00
http://www.livingmotif.com

22 Design Studio
http://www.22designstudio.com.tw

           
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