リチャード ジノリ×ミナ ペルホネンの限定コレクション登場|ISETAN
ISETAN|伊勢丹
ミツバチや蝶、鳥に小花といった自然のモチーフを展開
リチャード ジノリ×ミナ ペルホネンの限定コレクション登場
イタリア・フィレンツェの名窯、リチャード ジノリの艶のあるうつくしい白磁に、ミナ ペルホネンのデザイナーである皆川明氏が、自由で伸びやかなタッチで花や蝶が踊る世界を表現したシリーズ「Bee White(ビーホワイト)」が限定コレクションとして登場。10月28日(水)から11月2日(月)まで開催される伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージでのスペシャルイベントで触れることができる。
Photographs by KIDERA NorioText by KAJII Makoto (OPENERS)
リチャード ジノリの工房で、皆川明自身が筆をとった
今回、伊勢丹新宿店であらたに発表する限定コレクションのタイトル「Bee White(ビーホワイト)」とは、モチーフのひとつであるミツバチ「Bee」と白磁「White Porcelain」、そして“幸先がよいこと”を示す英語の表現「Be white」をかけたもの。
コレクションの制作にあたって、リチャード ジノリのアトリエを訪れた皆川氏は、イタリアンモダンデザインの巨匠、ジオ・ポンティが手がけたコレクションとの出合いをきっかけに6つのモチーフを展開。花に集う蝶、ミツバチと小花、虹をまとったクジャクなど、自然から得たモチーフを、シャープかつ軽やかに描きあげている。
1920~1930年代にリチャード ジノリのアートディレクターを務め、革新をもたらしたジオ・ポンティの洗練されたクリエーションを、皆川氏がさらに現代的なコンテクストへと進化させているのも見どころだ。
巨匠、ジオ・ポンティに敬意を込めて
皆川明氏は、「リチャード ジノリの工房を訪ねたときに、僕を迎えてくれた型師のマルチェロ親方をはじめ、職人たちのおおらかで優しい笑顔。それを見ただけで、この工房がものづくりの現場として、とてもよい状態にあることがわかります。280年という長い年月をかけてつちかわれた技とプライドが、それを引き継ぐ人びとの優しい笑みに代わっていることに、ものづくりの奥深さを感じました。
今回、ジオ・ポンティの秀逸した想像力と精緻な線のうつくしさに敬意を込めて、彼へのオマージュとして“Bee White”のデザインに取り組みました。その製造を由緒ある工房で実現できたことは、私にとっても最高のよろこびです」と語っている。
伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージでのイベント期間中、今回だけしか手に入らない貴重なテーブルウェアを展示・販売。アイテムは数量限定となっている。揺るぎない力をもつ気品溢れる様式美をベースに、絶え間ない進化をつづけるリチャード ジノリと、皆川氏のクリエーションのうつくしい融合をたしかめたい。
「Bee White」Richard Ginori×minä perhonen
プレート各種 2160円~1万9440円
ボウル各種 3240円~1万9440円
ティー・コーヒーポット各種 1万9440円~2万7000円
カップ&ソーサー各種 5400円~1万6200円
マグカップ各種 7560円~8640円
ボックス各種 5400円~1万9440円
コンポート 3万2400円
サービングプレート各種 1万800円~4万3200円
「Bee White」Richard Ginori×minä perhonen
会期|2015年10月28日(水)~11月2日(月)
会場|伊勢丹新宿店 本館1階=ザ・ステージ
東京都新宿区新宿3-14-1
皆川明|MINAGAWA Akira
ミナ ペルホネン デザイナー
1967年東京都生まれ。文化服装学院卒業後、1995年に独立し、ミナ ペルホネンを設立。リチャード ジノリとのコラボレーションは、2011年にパオラ・ナヴォーネ氏とともに発表した「LOVE COMMUNICATION」から、4年ぶり2度目となる。