DESIGN /
INTERIOR
2014年12月18日
CONDE HOUSE|幻想的なインスタレーションで新作を発表
CONDE HOUSE|カンディハウス
松村和典氏が手がけた「秋の木漏れ日」がテーマの展示構成にも注目
「カンディハウス」が幻想的なインスタレーションで新作を発表
「カンディハウス」は、ドイツのデザイン界の巨匠、ペーター・マリー氏の最新作家具コレクション「Challenge(チャレンジ)」を発表。新宿にあるカンディハウス東京にて、木漏れ日をテーマにした幻想的なインスタレーションを12日間限定でおこない、そのデザインに秘められた美しさを引き出すような世界観と共にお披露目する。
Text by KUROMIYA Yuzu
会場に落ち葉が降り注ぐ秋の情景が出現
その名の通り、デザインにさまざまな挑戦を秘めた家具コレクション「チャレンジ」は、椅子の後ろ脚がせり出した流線的なフォルムや、彫刻的に削り出した脚部が特徴的なシリーズ。
アイテムはダイニングのアームチェアやテーブルとリビングアイテムにくわえ、限定色のチェア類など、充実したラインナップで展開する。
今回インスタレーションを担当するのは、伊勢丹、Aesop、コスメキッチンなどのVMDやウィンドウディスプレイを手がける松村和典氏。カンディハウスが本社を構える地、北海道・旭川の豊かな自然に育まれた「木漏れ日」の情景をテーマに、1万5000枚の落ち葉が降り注ぐ幻想的な空間を演出する。
なお、インスタレーションの落ち葉は椅子張り工程時に出る革の端材を、カンディハウスの社員総出で葉っぱの型に切り出したもの。
秋の木漏れ日のなか最新家具に出合う、そんな素敵な体験を届けてくれる。