「働く」と「暮らす」の垣根を越境するワークチェア「vertebra03」誕生。日本の「働く」をより自由に|ITOKI

Photo by Norio Kidera Styling by Fumiko Sakuhara

DESIGN / INTERIOR
2019年10月29日

「働く」と「暮らす」の垣根を越境するワークチェア「vertebra03」誕生。日本の「働く」をより自由に|ITOKI

ITOKI|イトーキ

自然と正しい着座姿勢に導くメカニズムを持つ新たなワークチェア「vertebra03」

1981年、イトーキから発売された「Vertebra」(バーテブラ)。ラテン語で“脊髄”を意味するこのワークチェアは、「人間優先のオフィスチェア」というコンセプトのもと、人間工学と生体力学に基づく先進機能が搭載され、まだグレーのビニール張りのワークチェアが主流だった日本のオフィスに、快適性とデザイン性をもたらすことに成功した。その初代モデルの誕生から38年、プロダクトデザイナーに柴田文江氏を迎え、「vertebra03」(バーテブラゼロサン)がこの秋発表される。38年という年月を経て人々のライフスタイルが多様化してきた今、求められるオフィスファニチャーとは。

Text by WAKABAYASHI Satsuki

働き方、暮らし方で選べる個性豊かなバリエーション

イトーキのワークチェア「Vertebra」は、世界的なデザイナー、エミリオ・アンバスと当時のパートナーが設計し、オランダのオープンアーク社との技術提携により1981年に誕生した。
身体の動きに合わせて柔軟に脊髄をサポートする背もたれ、前傾機能を装備したシートなど、人間工学と生体力学に基づく先進の機能が搭載され、当時の日本のオフィスに革新的なワークチェアとして受け入れられ、以来、根強い人気を博してきた。
そして“人生100年時代”といわれる現代、人々のワークスタイルは多様化し、オフィスの役割や機能も多様化が進んでいる。
例えばワークライフバランスという言葉が持てはやされる一方で、あえて仕事と暮らしの境界線を設けずに調和を目指す人も出始めている。そんな働く環境や人々の意識の変化に応えるべく、イトーキでは柴田文江氏をプロダクトデザイナーに迎え、オフィスファニチャーの在り方を再検証。

Photo by Norio Kidera Styling by Fumiko Sakuhara
こうして誕生したのがワークチェア「vertebra03」だ。目指したのは“働く”と“暮らす”を越境する、これからの時代の自由な働き方に応えるオフィスファニチャー。快適な機能性を持ちながら、軽快なデザインでリラックスもできる、古い文脈とは一線を画すプロダクトであることは間違いない。
先進の機能で快適性もアップデートされている。
まず後傾姿勢をサポートし、腰部のストレッチができる背のロッキング機能、座る人を自然と正しい着座姿勢に導く座のスライド機能、デスクワーク時の大腿部の圧迫感を軽減させる座の前傾機能、ダイヤルで座面の高さを調整する座の上下機能など、背と座が自然と動き、どんな姿勢でも身体に優しくフィットする独自の機構が細部に光る。
さらに機能やデザインだけでなく、ワークスタイルや空間に合わせて自由にカスタマイズできる拡張性の高さも魅力の一つだ。

Photo by Norio Kidera Styling by Fumiko Sakuhara
マットな質感に仕上げた4種のボディカラーに、脚は選べる3タイプ。ファブリックはオリジナルタイプのほか、多くの建築家やデザイナーから支持される「Knoll Textiles」のハイグレードタイプまで全28種類をラインナップ。多様化するライフスタイルに合わせて選べる「vertebra03」は、働くと暮らすの垣根を越え、毎日をより楽しく快適なものにしてくれることだろう。
vertebra03
サイズ|
5本脚:W570×D515×H775~890(SH425~540)/4本脚:W560×D515×H810(SH455)
マテリアル|
背座:布地張り 
肘:エラストマー樹脂、または木(4本脚木タイプ)
脚:アルミダイキャスト塗装仕上(5本脚)/スチールパイプ塗装仕上(4本脚)/スチールパイプ木カバー(4本脚木タイプ)
価格|
4本脚:6万9600円~(税別)/5本脚:7万4500円~(税別)/4本脚木タイプ:10万6,200~(税別)
問い合わせ先

株式会社イトーキ
Tel.03-6910-3910
https://www.vertebra.jp/

                      
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