イームズのコーヒーテーブルとチェアの新オプションを発表|Herman Miller
Herman Miller|ハーマンミラー
心地よいデザインがインテリアをさりげなく演出
イームズデザインのコーヒーテーブルが登場した。市販されなかった幻のファニチャーがこのたび復刻。またイームズの代表作シェルチェアに豊富なオプションが展開される。
Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)
幻のテーブルを商品化
1949年、チャールズ&レイ・イームズ夫妻は、ロサンゼルスはパシフィックパリセーズにある自邸イームズ・ハウスの部屋の片隅に置くためのテーブルをデザインした。
天板に金箔が施され、ベースには翌年にデザインされたイームズシェルチェアのダウェルベースと同じ構造であった。その後大理石の天板のテーブルも製作されたが、結局製品化はされなかった。
この度、オリジナルのデザインを守りながら、イームズコーヒーテーブルが復刻。天板はより実用的な仕上げとなり、4種類のべニアと大理石のなかから選択できる。ベースは4種類のウッドフィニッシュと3種類のワイヤーフィニッシュの組み合わせが可能だ。
イームズを代表するチェアに新オプションが登場
イームズ夫妻は、あらゆる人々がチェアに求めていることに応えるために、誰の身体にもどんなシーンにもぴったりと合うシンプルで快適なフォルムをさまざまな素材や仕上げ、ベースの形状でデザインした。
そのなかでも1950年に発表された「イームズシェルチェア」は代表的にプロダクトのひとつ。大量生産可能な初めてのプラスチック製のイスとして登場し、翌年には2重構造の細径ワイヤーを使用した「イームズワイヤーチェア」がデザインされた。
この度「イームズシェルチェア」と「イームズワイヤーチェア」に新しいオプションが3つ加わった。
イームズプラスチックシェル、ファイバーグラスシェル、ウッドシェルチェアの再度シェアにシートパッド付が選択可能になった。より良い座り心地を実現する。
またイームズプラスチックシェル、ファイバークラスシェルチェアのアプホルスターとシートパッド付モデルに、アレキサンダー・ジラードがデザインしたテキスタイル、チェッカーがスタンダードオプションで選択可能に。ミッドセンチュリーの雰囲気を演出するオプションだ。
そしてイームズファイバーグラスシェルチェア サイドチェアとアームチェアのシェルカラーにエレファンハイドグレーが選べるようになった。
イームズコーヒーテーブル
サイズ|【正方テーブル】765×765mm 【長方テーブル】1145×765mm
天板|【べニア】ホワイトアッシュ、エボニー、ウォールナット、サントスパリサンダー/大理石
ベース|【ウッドフィニッシュ】ナチュラルメープル、ホワイトアッシュ、エボニー、ウォールナット 【ワイヤーフィニッシュ】ホワイト、ブラック、トリバレントクローム
価格|【正方テーブル】14万2000円~ 【長方テーブル】16万2000円~ (すべて税別)
イームズシェルチェア シートパッド付
ラインナップ|イームズプラスチックシェル、ファイバーグラスシェル
価格|5万円~(税別)
イームズシェルチェア ジラードデザイン
ラインナップ|イームズプラスチックシェル、ファイバーグラスシェル
価格|9万5000円~(税別)
イームズファイバーグラスシェルチェア エレファントハイドグレー
価格|5万8000円~(税別)
ハーマンミラージャパン
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