旗艦店「モルテーニ東京」で2015年新製品展示会が開催|Molteni&C
Molteni&C|モルテーニ
今年4月にミラノサローネにて発表された新製品群を発表・発売
旗艦店「モルテーニ東京」で新製品展示会開催
東京・南青山の閑静なエリアに今年3月オープンした「Molteni&C(モルテーニ)」国内初の旗艦店「モルテーニ東京」で、10月29日(木)より2015年新製品展示会が開催。パトリシア・ウルキオラ氏が手がけた繊細でうつくしい和の要素とイタリアのモダンデザインが融合する内装のなかで、ミラノサローネで話題となった新作を実際に見ることができる。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
これまで以上にラグジュアリーを追求したアイテムが登場
1934年にイタリア・ミラノ北部ブリアンツァ地方ジュッサーノで創立し、80周年を迎えたモルテーニ。木工工場からはじまり、1960年代には収納を中心としたモダンなDesignアプローチの家具メーカーとして中心的存在となった。現在は世界最高峰の技術力と革新性をもつメーカーとして、有名建築家やデザイナーから高く支持されている。
今年4月には、80年の歴史を振り返る記念企画展がミラノ近代美術館で開催。企画展のキュレーションはジャスパー・モリソン氏が担当し、サローネ期間中には世界中からその魅力を探りに多くの来場者が訪れた。
モルテーニの技術の粋を結集したキャビネット
ダンテ・ボヌッチェッリ氏がデザインした「KRISTAL(クリスタル)」は、うつくしい三次元の透明感をもつキャビネット。モルテーニの研究開発がもたらした意匠、機能、使い勝手に優れた最新のガラス製ショーケース・キャビネットは、空間を圧迫感なく間仕切るとともに、空間に上質感をあたえ、リビングダイニング、クローゼット、エントランスなど、さまざまなスペースで使うことができる。
モルテーニのワードローブシステム「GLISS(グリス)」シリーズは、ヴィンセント・ヴァン・ドゥイセン氏のデザインによりリファイン。新作「GLISS MASTER(グリスマスター)」は、ドアの仕上げが9種類のデザインからセレクトでき、内装にはうつくしい張りと光沢をもつシルク・シャンタン風の独自開発素材を採用。靴やバッグをうつくしく飾るためのユニットや照明、アイランドドロワーなどが追加でき、機能美と演出力をあわせもつワードローブに生まれ変わった。
2014年に発表された古典的なベルジェールチェア(安楽椅子)の心地良さを追求したロドルフォ・ドルドーニ氏デザインのチェアシリーズ「CHELSEA(チェルシー)」に、ソファ、ローバックラウンジチェア、オットマンの3つのリビングアイテムが追加された。
家で過ごす快適性を高めるソファとベッドも登場
2004年発表の「REVERSI(リベルシ)」をもとに、時代性が反映され機能性とデザイン性をあわせもった2014年発表のソファ「REVERSI ʼ14」につづいて、奥行が14cm深い112cmで構成されたボリュームのあるニューモデル「REVERSI XL(リベルシXL)」が追加。スタジオ・ハンス・ウェッツスタインがデザインした新作は、シンプルながら力強さを感じさせるソファで、奥行きが広がったことで、ソファの上で過ごすさまざまなスタイルが可能となった。
今年、モルテーニとはじめての取り組みとなったヴィンセント・ヴァン・ドゥイセン氏によるデザインのベッド「RIBBON(リボン)」は、やわらかいクッション性をもついっぽう、ソフトなフォルムでありながら高級感を携えるデザインに仕上げられている。厚くクッション性のある高めのヘッドボードは、ソファにもたれているかのような心地で、本を読んだり、テレビをみたり、ベッドの上でのくつろぎの時間を快適なものにしてくれる。
「Molteni&C(モルテーニ)」
2015年新製品展示会
会期|2015年10月29日(木)~11月2日(月)
営業時間|11:00~19:00
定休日|水曜
会場|モルテーニ東京
東京都港区南青山6-4-6 Almost Blue B棟 1F
モルテーニ東京(MOLTENI&C TOKYO)
Tel. 03-3400-3322
http://www.molteni.jp