バスキアの描いた「王冠をかぶった恐竜」が立体化 | MEDICOM TOY
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2021年5月24日

バスキアの描いた「王冠をかぶった恐竜」が立体化 | MEDICOM TOY

MEDICOM TOY|メディコム・トイ

JEAN-MICHEL BASQUIAT

20世紀の重要なアーティストの一人であるジャン=ミシェル・バスキア。1970年代末から1980年代のアートシーンで活躍していた彼は、惜しまれながら27歳の若さでこの世を去る。
バスキアの作品といえば、エッジや露骨がキーワードだが、大胆な色彩と構図を通して、矛盾しているものの間に微細な調和を保っている点も特徴。それは、支配 VS 自発、危険 VS 知恵、都市印象 VS プリミティヴィズムなどだ。
国際的な若者の都市文化を具現化するなかで、彼の価値観と熱望はバスキアブランドとして確立されていった。そんなJean-Michel Basquiat(ジャン=ミシェル・バスキア)の代表作、クラウンを被った恐竜がついにフィギュアとなって登場する。

Text by SHINNO Kunihiko|Edit by TOMIYAMA Eizaburo

独特のタッチまで再現

今回発売される「VCD JEAN-MICHEL BASQUIAT's Dinosaur」は、バスキアが'84年に発表したドローイング作品「Pez Dispenser」(ペッツというお菓子の容器。数多いバリエーションで知られる)に描かれた恐竜をリアルに立体化したフィギュア。漆黒の身体に真紅の目、巨大な牙、黄色い背びれといった独特な色使いやタッチ、そしてトレードマークである王冠も透明パーツを使用することで原画に忠実に再現されている。
幅広い分野で才能を発揮したバスキアの影響力は、没後33年経った現在も日に日に大きくなっていくばかり。このフィギュアを手にすれば、きっと彼のほとばしる才能の一端を指先から感じられることだろう。
VCD JEAN-MICHEL BASQUIAT's Dinosaur
原型製作|PERFECT-STUDIO  
サイズ|全高約250mm
価格|1万6500円(税込)
発売日|2021年11月発売予定
※監修中のサンプルを撮影しております。発売商品とは異なる場合がございます。    
©︎ Estate of Jean-Michel Basquiat Licensed by Artestar, New York
問い合わせ先

メディコム・トイ ユーザーサポート
Tel.03-3460-7555

                      
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