漫画家・藤子不二雄Ⓐの短編「白い童話シリーズ」がVAGに登場 | MEDICOM TOY
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2025年10月24日

漫画家・藤子不二雄Ⓐの短編「白い童話シリーズ」がVAGに登場 | MEDICOM TOY

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VAG(VINYL ARTIST GACHA)SERIES 44.5 田宮坊一郎

全国の取扱店舗のベンダーマシンにて、1回500円という手頃な価格でアーティストの作品をお届けするソフビ発信基地「VAG(VINYL ARTIST GACHA)」。2014年12月にシリーズが始動して以来、毎回新進気鋭のクリエイター陣が集結し、バラエティ豊かなアイテムを発表してきた。

最新シリーズ第44弾(2025年9月発売)も好評を博しているVAGでは、今回スペシャル・エディションとして、『忍者ハットリくん』『怪物くん』『プロゴルファー猿』『笑ゥせぇるすまん』『まんが道』など数々のヒット作で知られる漫画家・藤子不二雄Ⓐ先生のキャラクターが登場する。

Text by SHINNO Kunihiko|Edit by TOMIYAMA Eizaburo

ブラックユーモアの鬼才が50年前に予言した日本の未来

『明日は日曜日そしてまた明後日も……』は、藤子不二雄Ⓐ先生が『COM』1971年4月号に発表したブラックユーモア短編「白い童話シリーズ」の4作目。主人公・田宮坊一郎は、身体は大きいが人一倍気がやさしすぎる青年。大学卒業後、商事会社に就職して初出社の日、母親はおやつやこづかいを渡して「疲れたらタクシーで帰ってきなさい」と世話を焼く過保護ぶりを見せる。だが、気弱な坊一郎は通勤ラッシュの満員電車に恐れおののきながら、どうにか会社の前にたどり着くも緊張から中へ入れずウロウロしていたところを、怪しんだ守衛に一喝されて一目散に逃げ出してしまう……。
いまから半世紀前、高度経済成長期真っ只中に描かれた作品ながら、まるで日本の未来を予言するような衝撃のラストには驚かされるばかり。本作は小学館より電子書籍化された藤子不二雄Ⓐデジタルセレクションの公式サイト内「藤子不二雄Ⓐのブラックユーモア」にて試し読みができるので、未読の方はぜひこの機会にⒶ先生の作品に触れていただきたい。
「VAG  田宮坊一郎」は全高約60mmの手のひらサイズ。カラーは原作通りのモノクロームに加え、作品のイメージに合わせてカラフルに彩色した全5色となっている。
 
VAG(VINYL ARTIST GACHA)SERIES 44.5 田宮坊一郎
原型製作|PERFECT-STUDIO
サイズ|各全高約60mm
カラー|5種類
発売日|VAG取り扱い店舗にて2025年11月発売予定
価格|1回500円(税込)※ベンダーマシンでの販売
※監修中のサンプルを撮影しております。発売商品とは一部異なる場合がございます。
©️ Fujiko Studio
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