YUSUKE HANAIのMr.NASTYがVCDで初登場 | MEDICOM TOY - Web Magazine OPENERS(ウェブマガジンオウプナーズ)

MEDICOM TOY｜メディコム・トイ

独自のスタイルで世界が注目するアーティスト・花井祐介

湘南をベースに、日本の美的感覚とアメリカのレトロなイラストレーションを融合した独自のスタイルで人気を集めるアーティスト・花井祐介。彼が描いた動物キャラクター、Mr.NASTYがVCDで初登場。メディコム・トイ直営各店舗及びオンラインストア各店、東山動植物園オフィシャル園内ショップ「ズーボゲート」にて発売される。

Text by SHINNO Kunihiko｜Edit by TOMIYAMA Eizaburo

今作のモチーフは東山動植物園の人気者「ラーテル」

1978年神奈川県生まれ。子供の頃から人の似顔絵を描くことが好きだったYUSUKE HANAIは、高校時代にアルバイトしていたカフェのオーナーが横浜・金沢文庫にオープンしたバー「THE ROAD AND THE SKY」の看板を描いたことをきっかけに、本格的に絵の勉強を開始。横須賀基地や海の近い場所柄、アメリカン・カルチャーやサーフ・カルチャーから多大な影響を受けた彼は、2003年に本場アメリカ・サンフランシスコに留学する。

独特の空気感やリズムを吸収して日本に帰国した後、2005年に横浜で開催されたグリーンルーム・フェスティバルの会場にて有名アーティストのジェフ・カンハム、アンディ・デイヴィスらに作品を高く評価されたことをきっかけに「ハプニング」など海外イベントに参加。2006年にはカリフォルニアのザ・サーフ・ギャラリーにて展示を開始した。

当時はウェブ・デザイナーの仕事と掛け持ちで国内外のサーフィン雑誌でイラストを発表しながら、オリジナリティあふれる作風を確立していったYUSUKE HANAI。曇り空のようなくすんだ色合い、ペーソスも含んだ人間味あふれる表情やポーズ、物語性を感じさせる連作は多くの人々を魅了し、BEAMS、オッシュマンズ、VANSとのコラボレーションにつながっていった。

メディコム・トイとのコラボによる立体化は、2013年12月のBE@RBRICKシリーズ31よりスタート。2018年5月に発売された「VCD Mr.Stoop」は、ポケットに手を突っ込んだまま猫背気味に立つ姿で、まさに作品から抜け出てきたかのようだった。続いて同年11月に発売された「VCD Steve Caballero」は1980年代に一斉を風靡した伝説のチーム「ボーンズ・ブリゲイド」のメンバーであり、イラストレーターやミュージシャンとしても活動するスケートボード界のレジェンド、スティーブ・キャバレロをモデルに立体化。日本人とのクォーターで親日家のキャバレロだけに、理想的なコラボレーションに仕上がった。

今回VCDで登場するMr.NASTYは、ラーテルと呼ばれるイタチ科の動物をモチーフにしたキャラクター。蜂蜜が大好物で、頭部から背面、尾にかけて白い体毛で覆われていることが外見上の大きな特徴である。日本では東山動植物園でしか飼育されていない珍しい動物だが、子供向け教育番組を筆頭にテレビで紹介されることも多いため知名度は十分。YUSUKE HANAIらしい不思議な魅力に満ちたアイテムの登場だ。

YUSUKE HANAIのMr.NASTYがVCDで初登場 | MEDICOM TOY

VCD Mr.NASTY
原型製作｜MOTOR KEN
サイズ｜全長約200mm
価格｜1万1000円（税込）
発売日｜ 2021年7月発売予定
販売方法｜メディコム・トイ直営各店舗及びオンラインストア各店、東山動植物園オフィシャル園内ショップ「ズーボゲート」（https://zghigashiyama.stores.jp/）にて発売予定。
※東山動植物園公認オンラインでの発売商品にはトートバッグが同梱予定のため、単体商品と価格が異なります。予めご了承ください。
©️ YUSUKE HANAI

問い合わせ先

メディコム・トイユーザーサポート
Tel.03-3460-7555

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