2014 ミラノサローネ 最新リポート|OPINION CIATTI
OPINION CIATTI
特集|ミラノサローネ国際家具見本市 2014
二俣公一氏による「SHOE STOOL」あらたな仕様で登場
二俣公一氏がデザインを担当し、昨年ファッションブランド「FUJITO」の10周年アニバーサリー限定アイテムとして発表された「SHOE STOOL」。今年の「Wallpaper* Design Award」にもノミネートされるなど注目を集めたこのスツールが、仕上げを一新してイタリアの「OPINION CIATTI」社より再リリースされる。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by OTA Takumi
金属箔を張り込むフィレンツェの手仕事
「SHOE STOOL」は、靴専用スツール。幅250mmとスツールとしてはコンパクトながらも、脱ぎ履きの際の腰掛けとしてはもちろんのこと、靴を履いたままレースを結んだり、ブラシをかける際の足乗せ台としたり使える。さらに手入れのためのブラシやクロス、クリームやスプレー類、靴べらなどの小物収納も備えている。
今回、仕上げを一新して再リリースするイタリア「OPINION CIATTI」社は、1950年代に設立されたフィレンツェを拠点とする“Made in Italy"にこだわる家具メーカーだ。
彼らのニューコレクションの一つとして発表されたSHOE STOOLのあらたな仕上げは、シルバー、カッパー、ゴールド、グロスホワイトの全4色。金属箔をフィレンツェの職人が一枚一枚手作業で張り込む、美しい仕上げとなっている。
ミラノサローネ期間中は、メイン会場となるフィエラ、メーカーショールームの2カ所で展示を見ることができる。
<会場・会期>
メイン会場「SALONE INTERNAZIONALE DEL MOBILE」
PAD.16 / STAND D37
期間|2014年4月8日(火)~13日(日)
メーカーショールーム「ENTRATALIBERA」
Corso Indipendenza, 16, 20129 Milano, Italy
期間|2014年4月8日(火)~13日(日)10:00~20:00
http://www.entratalibera.mi.it/
*ショールーム展示は4月24日(木)まで継続
メーカー公式サイト|http://www.opinionciatti.com/
二俣公一|FUTATSUMATA Koichi
デザイナー。1975年鹿児島生まれ。“CASE-REAL”(ケース・リアル)と“KOICHI FUTATSUMATA STUDIO”(二俣スタジオ)主宰。1998年より福岡と東京を拠点に国内外でインテリア・建築・家具・プロダクトと多岐にわたるデザインを手がける。作品の一部はサンフランシスコ近代美術館の永久所蔵となるほか、受賞多数。
ケース・リアル|www.casereal.com
二俣スタジオ|www.futatsumata.com