オリーブグリーンを纏ったライカの特別限定モデル|Leica
Leica|ライカ
オリーブグリーンを纏ったライカの特別限定モデル
「ライカ M 10-P」をベースにオリーブグリーンに仕上げた「ライカ M 10-P サファリ」が登場した。世界1500台限定のレアモデルだ。合わせてライカのMレンズとして初めてとなる、オリーブグリーンを纏ったレンズも登場。ファッショナブルな雰囲気を放つ一台だ。
Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)
ライカの歴史上初となるオリーブグリーン仕上げのMレンズも登場
ライカの長い歴史の中でオリーブグリーン仕上げのモデルは、象徴的な存在。ライカファンやコレクターの間で高い人気を誇る。その発端は1960年まで遡る。オリーブグリーンペイントの「ライカ M1 オリーブ」がドイツ軍のために製造されたのだ。
野外で使用するためにエナメル塗装の加熱処理を施し、その優れた堅牢性と信頼性が高く評価された。その後、オリーブグリーンの「ライカ M3」と「ライカ M4」が軍用モデルとして特別に製造され、一般のユーザーからの要望が高まったことに応じて、1977年にオリーブグリーンの「ライカ R3 サファリ」が登場。その後も「ライカ M6」、「ライカ M8.2」、「ライカ M-P」にオリーブグリーンモデルがリリースされている。
この度登場した「ライカ M 10-P サファリ」は、「ライカ M 10-P」をベースにオリーブグリーンペイント仕上げとした特別限定モデルで、牛革性のキャリングストラップと「ライカ SD カード/クレジットカードホルダー」がセットになっている。
これらのアクセサリーは上質なコニャックカラーの本革で仕上げられ、本モデルの美しさを引き立てる。
そして、オリーブグリーンペイント仕上げの「ライカ ズミクロン Mf2/50mm サファリ Mレンズ」もリリース。ライカカメラの長い歴史の中でも、伝統的なオリーブグリーンペイント仕上げのMレンズは初めてとなる。
焦点距離とフィート表示の刻印は、丁寧な手作業によってレッドエナメルペイントが施されており、ホワイトの刻印とのコントラストを演出している。レンズは500本限定でリリースされる。
ライカのラインナップのなかでも特にスペシャルなモデルに仕上げられた「ライカ M 10-P サファリ」と「ライカ ズミクロン Mf2/50mm サファリ」。質実剛健なルックスだが、ファッショナブルな雰囲気も感じられる一台だ。
ライカ M 10-P サファリ
価格|106万円(税別)
ライカ ズミクロン Mf2/50mm サファリ Mレンズ
価格|未定