非喫煙者と喫煙者の共存を目指す喫煙所「ザ・タバコ」がオープン|THE TOBACCO
DESIGN / ARCHITECTURE
2020年6月19日

非喫煙者と喫煙者の共存を目指す喫煙所「ザ・タバコ」がオープン|THE TOBACCO

THE TOBACCO|ザ・タバコ

喫煙のあり方をイノベーションする、新しいカタチの喫煙所オープン

2020年6月1日(月)、「喫煙のあり方をイノベーションする」をコンセプトに、非喫煙者と喫煙者が心地良く共存できることを目指した新しいカタチの喫煙所「THE TOBACCO(ザ・タバコ)」神田店、赤坂店がグランドオープンした。

Edit by ANDO Sara

2020年に4ヵ所、2021年には13ヵ所の展開を予定

「ザ・タバコ」は、2020年4月1日(水)に全面施行された「健康増進法の一部を改正する法律」により飲食店含め屋内での喫煙が原則禁止される中、よりマナー良く、心地良い分煙の実現と煙草文化の発信を目的として始動した新しい喫煙所ブランド。2020年に4ヵ所、2021年には13ヵ所に順次オープンする予定だ。
心地良い分煙を実現する喫煙所の新設によって、商店街や周辺エリアへの動線活性化を目指し、今後はテナント契約のほか、レベニューシェアやフランチャイズ展開、スペースレンタルなど柔軟な視点で全国に展開していく。

空間デザインを手がけたのは、IDEE(東京)、Jean Nouvel Design(パリ)、Yabu Pushelberg(ニューヨーク)を経て、現在は東京にShuhei YONEDA / L’ATELIER を構える米田周平氏。今回のプロジェクトでは、「the minimal classic tobacco shop on the street corner」をコンセプトに掲げ、これまでの喫煙所の常識を覆すような、斬新さと落ち着きを最適なバランスでブレンドした喫煙体験を演出した。
クリーンでゆったりとした魅力的な喫煙シーンを提供することを目的とし、ミニマルでモダンな雰囲気でありながらも、素材の温かみや細部のこだわりを感じることのできる空間となっている「ザ・タバコ」。

すべての喫煙所にコーヒースタンドが隣接しているのも特徴で、コーヒーやカフェラテ、アルコール飲料などを提供するほか、たばこや関連グッズの販売も行う。また、エントランスを別に設けているため、非喫煙者もストレスなくコーヒースタンドのみを利用することができる。
たばこ文化をポップに伝えたいという想いから生まれたオリジナルグッズは、イラストレーターやグラフィックデザイナーとのコラボレーションにより誕生。第一弾はイラストレーターの金安亮氏によるイラストがプリントされたロングスリーブTシャツとトートバッグをラインナップした。

「ザ・タバコ」では、入居する施設条件に合わせて最適な集塵機と排煙出力調整機能を導入。利用者が喫煙所に出入りした後、服などに匂いが残らない快適さを追求しながら、混雑時や時間帯によって排煙出力を調整し、集塵機と冷暖房もあわせてバランスを保った心地良い空間を提供する。利用する時間帯や前後の予定を気にすることなく、いつでも気軽に立ち寄ることができる環境を目指しているという。
問い合わせ先

THE TOBACCO
神田店|東京都千代田区内神田2-12-2 このはなビル1階
赤坂店|東京都港区赤坂3-10-6 LuLud AKASAKA 1階
the-tobacco.jp
Instagram:the_tobacco

                      
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