アストンマーティン・ラゴンダが英国工場の生産を段階的に再開|Aston Martin Lagonda
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2020年5月14日

アストンマーティン・ラゴンダが英国工場の生産を段階的に再開|Aston Martin Lagonda

Aston Martin Lagonda|アストンマーティン・ラゴンダ

アストンマーティン・ラゴンダが英国工場の生産を段階的に再開

アストンマーティン・ラゴンダは5月7日、英国工場での生産を5月5日から徐々に再開すると発表した。従業員が職場復帰するにあたっては、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のリスクを軽減するため、英国政府による最新のガイドラインを超える広範囲に及ぶ安全対策を策定したという。

Text by HARA Akira

仕事に関するあらゆる側面で安全対策を策定

アストンマーティン・ラゴンダは労働組合と綿密に連携し、5月5日からウェールズのセント・アサン工場に従業員が復帰。またをウォリックシャー州のケイドン本社工場の従業員も、他のさまざまな英国拠点のオフィスおよびサポートスタッフとともに後日職場復帰する予定だ。
各従業員、同僚、その家族、そして社会全体を保護することを目的とした「拠点業務手順」では、社会的距離、健康、衛生に関する指示は、従業員が家を出る準備から会社に到着するまでの手順、拠点での移動方法、休憩や食事の方法、仕事中に気分が悪くなった場合の対処方法、訪問者や請負業者との接触方法、帰宅時の手順など、仕事に関するあらゆる側面に及んでおり、会社の各拠点を移動する際や生産車の配車を実施する際に使用する、個人防護服(PPE)管理に関するガイダンスも作成。
生産現場では、指定時間に働くことで従業員の行動をサポートし、個々の距離を保つための数十項目に及ぶ指示も作成されている。全従業員は現場では常にマスクを着用し、職場に到着した時は体温測定を実施する。
セント・アサン工場のスコット・ワード生産担当ディレクターは「この工場ではブランド初のSUVであり、ファンの方々が待ち望んでいるDBXの生産を段階的に再開するための準備が進められました。準備作業では、従業員の健康と安全を守ることに加え、非常に厳しい医療の最前線で献身的に働いている国民保健サービス(NHS)のスタッフの負担をこれ以上増やすことのないように全力を尽くしました」とコメント。
またウェールズ州統一労働組合のフィリップ・リアドン労働者代表兼安全衛生責任者は「統一労働組合はアストンマーティン・ラゴンダと緊密に連携して、ロックダウン状態から事業活動を再開する際に、従業員が安全に職場に復帰できることを最優先して対策を講じました。そうすることで、私たち労働組合のメンバーは、セント・アサンだけでなく英国のアストンマーティンの全ての拠点において、持続可能なビジネスを再開するという共通の願いをサポートしています」と述べている。

アストンマーティン・ラゴンダが英国工場の生産を段階的に再開

問い合わせ先

https://www.astonmartin.com/ja

                      
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